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校長の過去のブログを掲載していきます

ラーメン・うどん・そばの麺学校「藤井薫」校長が長きに渡り書き綴ってきた、麺のこと、
経営についての過去のブログをこちらで紹介していきます。

女性が力を発揮し始める

亀城庵

更に継続の「素晴らしい従業員を確保し、確保した従業員をシッカリとした戦力に育成するために」で、この10年間で、実際に当社で起きたことなのです。

この10年間で当社は大きな変貌を遂げ、10年前に入社した社員はまだ現在の本社も、元の坂出の営業本部の影も形もなかった時に、入社したのです。

以前にも触れたように、それ以前の当社は完全な男性社会であったのです。
10年余り前から徐々に、女性の入社が増し、女性が徐々に力を発揮し始めるようになったのです。
その頃、入社した女性たちが次々と新しいアイデアを出して、新しい試みを始めたのです。

10年前にスタートしたラーメン学校も、そのようなアイデアが実った一つのケースです。
ラーメン学校も今でこそ、完全な安心領域になっていますが、始めたときは、当社にとっての大きなチャレンジでした。
まだ、十分なノウハウが構築出来ていなかったのですから。
最初の2~3年は、たいへんな時期を経験し、松原先生は今でのその頃のことを思い出すと、涙を流してしまいます。
そのような厳しい時期も諦めなかったので、今日を迎えることが出来たのです。

この10年間、当社が大きく変貌したように、支えてくれたスタッフたちも、大きく成長したのです。
入社したときには、家庭の主婦しか経験していなかった藤澤常務はパソコンの入力さえも心許なかったのです。
入社してからの1ヵ月間は、パソコンの入力の特訓からのスタートでした。
しかし、直ぐにブラインド・タッチが出来るようになり、会議の議事録さえも聞きながら入力できるようになるのには、時間がかからなかったのです。
現在、活躍している女性の多くが、最初は十分にPCを使うことが出来なかったのは、今から振り返れば、嘘のような話です。
従って、現在、当社で活躍している幹部の人たちは皆、入社後に現在の能力を身に付けた人ばかりで、最初から素晴らしい能力を身につけていたのではなかったのです。

途中入社で、最初から素晴らしい能力を身につけていた人たちで、その前後で途中入社した人たちも何人もいましたが、その人たちのほとんどは、現在当社にはいないのです。
私は自分自身の事業体験を通じて言えるのは、素晴らしい能力は会社に入ってから伸ばすものであり、素晴らしい人間性は入社前に備えていることです。

昨日も経営ノウハウ講義の中で、人の採用についての質問が多かったのです。
現在の日本では、特に、生産年齢人口の急激な減少により、人の採用が一番のテーマになっているのです。

外食産業には、優秀な人どころか、応募が来ないのです。これからの外食産業を志す人は、人の問題は避けて通ることが出来ないのです。
現在の日本では、どんな大手企業にとっても、優秀な人材の採用は、経営上の一番重要な課題になっているのです。

私は、過去の自分自身の経験を通じて、専門的な能力は高いが、頭の硬い専門家を採用するのではなく、専門的な能力は高くはないが、柔軟性があり、素直で情熱を持った人を採用する方がよほど、その企業の将来に役立つと思います。

現在の日本では、たいへんな人手不足で、優秀で、人間性の高い人材の確保は至難の技です。
従って、人間性にだけ、重点を置き、専門的なレベルには重点を置かないことです。
そして、その人たちを、時間をかけて育て上げるのです。

今回、当社の新任役員になった人たちは丁度、入社したのが10年前のスタッフたちばかりです。
だから、10年間位かけて、マネッジメントの中枢に育てあげることが出来れば、丁度、良いのではと思います。
これからの時代は、もっと高速な時代になるので、最短5年位まで短縮出来るようになるかもしれません。

従って、素晴らしい人材の採用は、麺専門店開業で失敗しないための10ヶ条とほぼ同じ内容がダブっているのです。

http://www.yamatomfg.com/menkaigyou/open

念のために、麺専門店開業で失敗しないための10ヶ条は次の通りです。

1.まず、情熱です。
2.次が、素直、プラス発想、学び好きであることです。
3.その次がぶれない、一貫性
4.周到な準備(失敗する人のほとんどがこの理由)
5.深い思考(同上)
6.トップを目指す
7.他店の真似をしない
8.際立った個性
9.資金余裕を持つ
10.ネバーギブアップ(忍耐力)

私自身のサラリーマン時代を振り返って、仕事には大変情熱を燃やして取り組んでいたことを思い出します。
給料をもらってのサラリーマン時代は、そこそこの仕事で力を温存しておき、独立起業してから全速力で働くというのは、あり得ないのです。

企業でも幹部になるような人たちは、自分で独立起業しても十分にやっていける人たちばかりなのです。
そのような人たちを集め、養成するのがこれからの伸びていく企業であり、麺専門店であるのです。
情熱のない、素直でなく、柔軟性のない人たちを幾ら集めても、企業は成功するとは思えません。

本日の内容は、社内カスタマーに対する補償の話でした。

当社の社内でも社内カスタマーという発想を、余り持っていなくて、例えば、
讃匠から大和製作所は麺を購入したり、麺生地を購入していますが、讃匠の担
当者は身内だからという発想で、社外のお客さまに対する対応と比較すると、
真剣度が異なり、甘い対応になり易いのです。

社外カスタマーに対するのと同じように、社内カスタマーに対応させるのは、
保証制度は重要であると思います。

社内の場合、どうしても馴れ過ぎているので、それも社外より、もっと厳しい
位の保証制度があっても良いのではと、思います。

GTEのような大きい組織ではなく、われわれのような小さい組織でも、社内カスタマーとして、意識出来るようになるには、相当厳しい意識改革が重要になります。

もし、これがキチンと出来るようになれば、素晴らしい組織が出来上がっているはずです。

本日も朝から、大和の役員会議、経営会議を順番に行なってきましたが、このような会議をやればやるほど、まだ足りない部分が山のように見つかります。そして、自分も含めての意識改革の大切さ、難しさが浮き彫りになります。

呆れる位、次々と課題が出てきます。

当社も10年前とは、比較にならない位に社内も進化しているはずなのに、まだまだ多くの課題を抱え過ぎているのです。もっと言えば、10年前とは比較にならない位、難しい課題をたくさん抱えています。
企業経営は、進化するほど、更に難しい課題をたくさん抱えるような仕組みになっているのかも知れません。

私は、企業は進化すると、何ごとももっと楽になるような気持ちでいたのですが、本当はそうではなく、進化すればするほど、さらに難しくなるようです。毎日、こうして日々の課題、中期的な課題、長期的な課題と常に格闘し続けているのが、経営者の姿なのです。
人生には、いつしか終わりがありますが、会社の経営には終わりがないので、余計に会社経営は難しいのです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジティブなロッキーです。

素晴らしい従業員を確保し、確保した従業員をシッカリとした戦力に育成するために2

麺学校 経営ノウハウ講義の様子

 

昨日よりの継続の、「素晴らしい従業員を確保し、確保した従業員をシッカリとした戦力に育成するために」、以下のような職場を目指さなければならないのです。

1.体力的、環境的、学びのある職場(成長し続けることが出来る場所であること)

2.働く人に負荷をかける職場(体力だけではなく、思考的な部分が重要)

3.働き癖をつけることが出来る職場

4.そこにいるだけで、心が高まるような職場

5.カスタマーに高い価値を提供し続けることが出来る職場

以上のことは、もし、自分がそこで働くとすれば、どんな職場であれば良いかという視点で考えてみればよく分かります。

先ず、最初の項目ですが、最近では、当社へ志望する若い人たちの志望動機を聞いてみると、当社に入社すると、成長出来る可能性が高いからと答える志望者が増えているのです。

特に成長志向の高い人ほど、成長出来る可能性の高い職場での勤務を、望むので、優秀な人を採用しようとすればするほど、成長出来る可能性の高い職場にしておくことが大切です。

成長出来る職場とは、会社全体に学習志向が高く、学習を奨励し、新しいこと、難しいことに果敢にチャレンジし、失敗から学び、成功からも学び、学ぶことを楽しむ社風、文化が醸成されていることです。

そして、個人の成長が当たり前であり、個人の成長が会社の成長につながり、成長しないのはあり得ないという価値観が根ざしているのです。

これは頭脳に関することだけではなく、体力的、精神的にも成長することを奨励していて、そのような環境を備えているのです。

2番目に重要なことは、常に働く人に負荷をかけることです。

難しい仕事を与え、絶対に安心領域に放置しないことです。

人間は誰しも、安心領域で仕事をすると楽なので、ついつい、安心領域に留まり、出ない方が心地よいのです。

しかし、安心領域で居続けると、いつかは安心な状態ではなくなるのです。

だから、何かにチャレンジして、それが簡単に出来るようになると、既にその場所は安心領域になっているので、幾ら安心領域で居続けても、それ以上の成長はないのです。

現在の安心領域から逸脱して、更に上位の安心領域を目指し続けるのです。

それには、そのような重い負荷を心地よいと思えるようなスタッフを選び、常に、スタッフに重い負荷をかけ続けることです。

第三番目は、働き癖を付けることです。

普通、われわれは毎日8時間働くとすると、睡眠の時間を省いた1日の大半の時間を働いていることになります。

この働く時間が楽しいか、或いは、楽しくないかで人生は大きく異なってきます。

だから、仕事の選定の第一条件は、情熱が持てる楽しい仕事であるかどうかが、非常に重要なのです。

そして、働くことが楽しいことだと、スタッフたちに理解させることが大切であるのです。

働くことが楽しいのと、苦痛であるのでは、人生の結果がぜんぜん違った結果になります。

スタッフの人生を素晴らしいものにするためにも、仕事は楽しい、楽しく働ける癖付をすることです。

第四番目は、従業員にとっても、お客さまにとっても、そこでいるだけで心の高まるような、すべてが学びである場を作ることです。

一貫性のあるコンセプトの下に、内装、外装、雰囲気が統一され、その場所そのものが、会社の広告塔であり、スタッフたちの自慢の一部であり、お客さまにとっても、居心地の良い場所であるのです。

最後は、われわれのビジネスの目的はお客さまに高い価値を提供し、高い次元で、お客さまの成功に貢献し続けることなのです。

もう一度、カスタマーの価値方程式を復習してみると、次の通りです。

価値=(「結果」のクオリテイ+結果を得るための「プロセス」のクオリテイ)÷(「売価」+「手に入れるのに必要なコスト」)

上記を単純化すると、「価値=クオリテイ÷コスト」になります。

お客さまにとっての価値とは、詰まるところ、クオリテイとコストとのバランスであったのです。

これは、うどん蕎麦店等で、食べた時に得られた商品の品質の満足感と支払った価格とのバランスであるとも言えます。

要するに価値が大きいほど、お客さまに再利用して戴ける頻度が高まり、売上が上がり、利益が上がり易くなります。

更に、上記の価値をもっとさまざまな視点から深く掘り下げていけば、さらに多くの学びが得られます。

クオリテイについて、コトラーは次のような項目を挙げています。

「結果」については、
① 商品そのもののクオリテイ(提供する商品の機能・品質・性能などの提供価値のコアになるもの、カスタマイズによる魅力度アップも含む)
② イメージ・クオリテイ(ブランド価値であり、企業や商品のブランドそのもので、商品の機能ではなく、取引自体や保有することに価値を感じる)

「プロセス」については、
① 従業員のクオリテイ(従業員の能力・人間性・信頼性がこの価値の源泉、また、顧客は従業員が社内の内部資源をどれだけ顧客のために調達できるかを見てい る、他にソリューション・クオリテイとして、顧客の課題を持っている経営資源を活用しながら解決すること、顧客が気付いていない課題を抽出し、それを解決 することで価値が高まる)
② サービス・クオリテイ(アフター・サービスや支払い条件、購入のし易さ、付属景品などのコア価値以外の補助的なもので取引の魅力度を高める、他に提供タイ ミング・クオリテイとして、顧客の購買タイミングに合わせて提案すること、顧客が欲しい時に提供出来ること、顧客が求める情報をタイミングよく提供出来る こと)

コストについては次の通りです。

「売価」については、
① 金銭的コスト(顧客が商品、サービスを購入するために支払う金額のこと、価格を下げることにより、価値を上げる側面もある)
② 心理的コスト(初回購入時の不安・購入時のストレスなど)

「手に入れるのに必要なコスト」は
① 時間的コスト(顧客が商品、サービスを手に入れるために要する時間)
② エネルギーコスト(労力コスト等のことで、購入するまでに情報を集めたり、社内で根回ししたりする手間、商品探索や購入時の手続き、店舗から自宅に持ち帰る労力等)

以上より、社内でチャレンジしなければいけないのは、価値方程式の分子である、「結果」のクオリテイと「プロセス」のクオリテイを高め続けること、要するに、商品力とサービス・レベルを上げ続けることです。

次に利益を減らさないで、分母の「売価」と「手に入れるためのコスト」を下げることに挑戦し続けることです。

これらは、いずれも社内のスタッフたちの大きな努力目標になります。
画像は、昨日の経営ノウハウ講義の様子です。

世の中に遅れないだけではなく、サービス部門も世の中をリードし続けることが重要なのです。

それには、一貫性のあるサービス哲学、即ち、サービス・ポリシーが基礎になるのです。

同様に、麺専門店にとっても、一貫性のあるサービス・ポリシー、商品のポリシーを明確にすることが最初に必要なのです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

素晴らしい従業員を確保し、確保した従業員をシッカリとした戦力に育成するために1

大和製作所慰労会

 

昨日は、朝一便で仙台空港から伊丹空港まで移動し、同行のスタッフたち(藤澤本部長と松原先生)と、新神戸駅で別れ、私だけ本社に直行しました。

今回は、左手が不住な私へのスタッフたちの特別の計らいで、総務の岩野さんを岡山駅まで迎えに寄こしてくれて、一緒に本社まで帰社しました。
本社に到着するとほぼ1時で、うどん学校の生徒さんたちの最終製品のチェックの時間でした。

昨日は、ある生徒さんから、「器の色が盛り付けにどのような変化を起こすか?」との質問があり、私は実際に、同じ盛り付けを、黒い器、白い器、紺色の器と3種類の色を変えてやってみました。

すると、白い器ほど、華やかで軽い感じがするのですが、黒とか、紺色は重いイメージで、高級感はありました。
しかし、黒とか、紺色が決して悪いわけではなく、好みと、お客さまに合せる必要があると感じました。
このように、器の色を変えただけでも、盛り付けの趣はうんと変わるのです。

器の色だけではなく、器の形、器の素材によっても、盛り付けの雰囲気は大きく変わるので、盛り付けの第一歩は器選びが大切で、器の選定が盛り付けに与える影響は非常に大きいことが分かります。
ほとんど新規開業者は、器選定に大きな関心を持っていないように思います。

今週は仙台でのイベントでしたが、来週は東京支店でのイベントで、私のセミナーが3つあり、3つとも新しいテーマで話をします。
いつも、セミナー・タイトルは当社のスタッフが、私のために、現在の時流に一番フィットしたテーマを考えてくれます。

今回は、東京支店担当の柿本さんが下記の3つのタイトルを準備してくれたのです。

1. 超繁盛店の人材確保術と教育法!

2. 藤井流 麺ビジネスにおける顧客価値を上げ続ける方法!~顧客価値を上げ続ければ、どんなビジネスでも勝てる~

3. これからの麺ビジネスの重要な視点はこれだ!~消費税増税後も影響が出なかった麺ビジネス~

どれも面白い、私自身が聞きたくなるようなテーマで、これらのテーマに従って、私はせっせとセミナーの内容(コンテンツ)を準備しなければいけないのです。それぞれのテーマについて、私なりの視点で、今まで一般的に言われている内容とは異なった内容のコンテンツを準備していきます。

私のセミナーは、10日(水)と11日(木)ですから、それまでにこれら3タイトルのセミナー・レジメを準備します。
このような仕事も非常に楽しい、ワクワクするような仕事です。

例えば、最初のセミナー・タイトルである、「超繁盛店の人材確保術と教育法!」は、これからの日本におけるどんなビジネスにも避けて通ることが出来ない、たいへん重要なテーマなのです。

現在、生産年齢人口(15歳から64歳までの最も働き盛りの人口)がすでに、19年前の1995年にピークを打ち、現在、ピークから既に12%減少していて、更に減少を続けている日本において、人材確保はどんな企業においても、最優先課題であるのです。

当然、麺専門店においても同様で、最近では募集しても人がぜんぜん来ないのが当たり前の状態が日本全国で続いており、有名なチェーン店では、人手不足のための閉店しなければいけない店が続出しました。
従って、優秀な人材の確保こそ、これからの企業では最優先課題であることをわれわれは理解しなければいけないのです。
従って、人手がますます採用しにくくなる状況の中で、重要なことは従業員の立場で、働きたくなる職場作りが欠かせないのです。

それには、以前に学んだ従業員の価値方程式が役立つのです。

従業員にとっての価値=(顧客に価値を提供する能力+ワークライフ・クオリテイ)÷((1÷総所得)+アクセス・コスト)

上記を詳しく解説すれば次のようになります。

1.顧客に価値を提供する能力とは、仕事の結果のクオリテイを上げるために、顧客との長い接触による信頼の構築、明瞭な問題解決方法の提示、解決策の十分な準備等)

2.ワークライフ・クオリテイとは、仕事のプロセス、環境についてで、働き易くて、清潔な職場環境、良好な人間関係、人としての尊厳、仕事と私生活との両立のバランス

3.総所得は、業界水準に基づいた報酬

4.アクセスコストとは、通勤に便利な立地条件

以上を簡素化すれば、次のようになります。

従業員にとっての価値=仕事を通じて得られる心の満足×実質的な報酬

要するに、仕事を通して得られる心の満足と報酬の高さの双方の積になっているのです。

次に、従業員サテイスファクションについてですが、従業員サテイスファクションを高める要素は、主に仕事の要素が多く、従業員ロイヤルテイを高めるには、人間味あふれる要素がもっと重要です。

従業員サテイスファクションを高める要素は以下の通りです。

1つ目は、従業員のやる気(モラール)を高める対策で、具体的には、
1.資格取得者に対する報償制度、
2.職務拡大などスキルを生かせる仕事を与える、
3.目標管理制度等を活用した透明性・納得性の高い評価制度,
等があります。

2つ目は、従業員の能力開発を支援する対策で、具体的には、
1.社外の技術トレーニングへの参加を推奨する、
2.自社内でのジョブ・ローテーションやOJT(On-the-Job Training)による教育訓練の実施,
3.CDP(Career Development Program)など自分のキャリアを磨くことができる仕組みの導入,
等があります。

3つ目は、標準化の推進で、具体的には、
1.仕事が効率よくこなせる業務プロセスや情報システムの整備,
2.マニュアルや手順書等による作業の標準化,
等があります。

職務への定着には、次の3つの独立した側面があります。

(1) 適合…自分は組織や周囲の地域社会に適合し、満足していると感じている。たとえば、雇用主と自分は同じ価値観を持っており、自分の知識やスキルは自分の職務の要求にマッチしていると思っている。また、会社が所在している地域社会への帰属意識を持っている。

(2) 絆…組織内の他の人々や地域社会の人や集団と強力で好ましいつながりを持っている。

(3) 犠牲…この組織やこの地域社会から離れることになれば、おもしろいプロジェクト、得るところの大きい職場の人間関係、職場の外での豊かで有意義な社会生活など、自分が価値を置いている多くのものを犠牲にしなければならないと感じている。

以上のようなさまざまな側面を踏まえた上で、われわれは素晴らしい従業員を確保するために、そして確保した従業員をシッカリとした戦力に育成するために以下のような職場を目指さなければならないのです。
1.体力的、環境的、学びのある職場(成長し続けることが出来る場所であること)
2.働く人に負荷をかける職場(体力だけではなく、思考的な部分が重要)
3.働き癖をつけることが出来る職場
4.そこにいるだけで、心が高まるような職場
5.カスタマーに高い価値を提供し続けることが出来る職場

上記については、明日詳細に記します。

当社の場合は、この10年間で女性たちが大勢入社してきました。女性スタッフたちは、一貫性を持って、古い体質のおかしな部分を指摘します。
新しく入社した人たちは、過去のいきさつを知らないので、あくまで理想を追求します。すると、古くからいて旧体質を引きずっているスタッフたちにとっては、煙たい存在になります。

ここで、社内にジレンマが起きますが、これは古い体質を改めるためには、避けて通ることが出来ない儀式のようなものです。

こうして、社内に軋轢が生じても、無理やりでも、正していかなければ、会社は変わることが出来ないのです。これは、社内だけではなく、われわれ自分自身の中でも起きていることなのです。

新しい自分に変わろうとすると、過去の自分を捨てなければ変わることが出来ないのです。
だから、自分自身が素直で柔軟でないと、変わることが出来ないのです。
年齢を重ねても、常に柔軟で、素直で少年のような純粋な心を保ち続けることの大切さを改めて感じる次第です。

画像は、昨日夜の讃匠の慰労会での様子で、昨日は、従業員の子どもさんたち18人も参加して、大盛り上がりの慰労会でした。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

 

ビジネスの「兆し」を見落とさない

セミナーでお客様と

3日間にわたる仙台でのイベントがすべて終了し、スタッフたちと一緒に帰路についているところです。
仙台の拠点が出来たのは10年前ですが、それ以降は、それまでの当社の長期にわたる下積みの期間が嘘のような、大きな変化が当社に訪れたのです。

私の拙い経験からして、会社とか事業は、それまでは平凡な歩みであっても、ある時期を境に大きく変化することが出来るものだと思います。
ビジョナリー・カンパニー②で取り上げている14社も、そのような会社ばかりです。

しかし、飛躍の前には、長い地道な下積みの期間が必要なのです。まさに、幼虫がサナギに変態するようなものだと思います。更に、次の長いサナギの期間を経て、更に成虫に変態するのです。

会社も事業も、同じように進化しているように見えても、幼虫からサナギに変態し、更に成虫へと、進化の段階を辿るものだと思います。
ほとんど新規で麺専門店等の新しいビジネスを始めた方は、幼虫にあたる厳しい時代を経てから、サナギになり、更に成虫の過程を経るのです。

個人で始めた多くの麺専門店の店主を見ていて感じるのは、幼虫のままで終えたり、もう少し頑張ったらサナギになれるのに、諦めてしまったり、幼虫として成長することを諦めて、他の道に分け入ったりしている人を多く見受けます。

どんなビジネスにも、集中力と忍耐力を伴った時間経過は、ビジネスを成功させるためには、欠かせない要素であると思います。

麺生地にも、熟成時間が必要なのと同じです。

当社の仙台の拠点も、8年前に現所長の木口さんが入社し、安定し始め、その結果、3年半前に仙台をベース基地にして、札幌の拠点を開設することが出来たのです。仙台の拠点も開設して10年が経過し、これからの5年、10年は非常に貴重な5年であり、10年になります。

日本が大きく変化していく中で、麺業界のお客さま方に、正しい世の中の情報、トレンドをお伝えし、お客さま方がこの業界で大成功されるように、お守りしたり、ガイドするのがわれわれの大切な役目なのです。

生産年齢人口の引き続きの大きな減少、総人口の減少の結果、われわれに迫るビジネスの量、質共の大きな変化を避けることが出来ないのです。
われわれは、過去、日本が辿ったことのない、人口減という未知の世界を歩まなければいけないのです。

私が生まれ、育った戦後の日本は、常に右肩上がりの時代でした。
そして、バブル崩壊後の失われた20年も過ぎ、既に、失われた25年に突入し、今後は並行移動ではなく、右肩下がりの時代を迎えているのです。
従って、日本という環境の中でのビジネスはますます、難易度が高くなっていることを、われわれは自覚しなければいけないのです。

20年前、30年前は、簡単に成功したことも、難易度がますます増しているのです。

当社の麺学校で教えているレベルの難易度も、開校した14年前では考えられないようなレベルになっているのです。
そして、日本国内でこんなに大きな変化が起きるのは、同時に、大きなビジネス・チャンスでもあるのです。

過去、通用していたことが通用しなくなり、新しいニーズが発生しているので、それに応えることが、大きいビジネスになる可能性があるのです。

これは、当社の仙台の拠点、或いは国内すべての拠点も同様です。お客さまが直面している問題と、同じ問題に当社の拠点のスタッフたちも直面します。そして、エリアごとにお客さまも微妙に違い、エリアごとによって、解決方法も異なります。
全社的な経営力だけではなく、エリアごとの経営力が試される時代になっているのです。
これを個人のお店に置き換えると、お客さまごとによって、ニーズが異なるので、お客さまに一人ひとりに合った、解決策を準備しなければいけなくなっているのです。

このような複雑な世の中の一人ひとりのお客さまのニーズに対応し、それをある程度のコストの範囲内で解決するノウハウが要求されるのです。
今回も仙台で経験したのは、今まで当社の製麺機を購入したことの無いような業種の会社より引き合いがあり、決定したのです。
これは、過去になかった稀な事例ですが、なぜ、当社の製麺機の導入を決めたのかの理由を確認すると、今後、そのような業界は製麺機導入の可能性があるのです。

このお客さまを通して、新しいビジネスの兆しが見えてきたのです。真剣にビジネスをやっていると、このような兆しは日々、訪れているのです。
殆どの担当者は、その兆しを気に留めないのです。常に、真剣にビジネスをやっていると、そのような新しい、過去なかった兆しに気づくのです。
その兆しを掘り下げていけば、次の新しいビジネス・チャンスが見えてくるのです。

画像は、仙台でのセミナーに以前より参加していて、セミナーで聞いたことを実行した結果、素晴らしい成果を出しているお客さまとのツーショットです。今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

ラーメン学校の生徒さんを訪問

ラーメン学校の生徒さんを訪問

 

昨日夜は、ラーメン学校を3年前に卒業し、2年前に開業したラーメン学校の卒業生の店「麺や 遊大」を、スタッフたち全員で、尋ねました。
市内から、車で30~40分で、少し離れた場所にあり、到着したのが夜の7時位でしたが、次々とお客さまが絶えない状態でした。

3年前の入学した時はちょうど、東北大震災の後の大変な時期で、その頃、当社は震災支援の一環で、被災した東北地区の生徒さん限定で、授業料を免除していた頃でした。

東北からも何名もの学校入学者があり、この生徒さんもそのようなうちの一人でした。
半導体関係の会社に勤務していて、会社ごと被災し、会社は業務を停止したので、やりたかったラーメン店開業を目指し、入学したのでした。ラーメン学校の実習のときに、一人黙々と、たんめんに取り組んでいたことを思い出します。

丁度、同じクラスには、大学卒業してすぐに開業し、既に2店舗持っている生徒さん、同じく仙台でつけ麺の店を開業した生徒さんもいて、優秀な生徒さんが多かったクラスで、熱心に受講していた様子が、今でも目に浮かびます。

お店は、野菜たんめん専門の店で、野菜のボリウム、スープと麺の相性等のバランスの素晴らしい店でした。ラーメン学校以来の久しぶりの対面でしたが、ラーメン学校のときと変わらない元気な様子で、大きな声で頑張っていました
特に、大きな声だけでなく、声の質が良かったです。

ラーメン自体もバランスがよく、美味しかったので、後で確認してみると、宮城県内の食べログ、ラーメン部門では総合4位で、点数は3.66でした。
このように、ラーメン学校の卒業生が各地で頑張っている様子を見ると、本当に嬉しくなります。
この様に、素人で始めても、いきなり成功している理由を私なりに、いくつか挙げるとすると、次の通りです。

1.普通のラーメンではなく、仙台ではほとんど事例のない、野菜たんめんの専門店にしたこと。
2.女性をターゲットの店にして、女性客が多いこと。
3.野菜が多く、健康志向であるのですが、肉をまったく排除するのではなく、
  肉も上手に使っていること。

4.店長が元気よく、明るく、きれいな声が良く通っている。
5.商品の完成度が高く、バランスがよく取れている。
6.全体のボリウムが多く、満腹感がある。
7.お客さまに喜んで払って貰えるリーズナブルな価格設定で、決して、安い価格ではない。
8.立地も幹線道路から1本入った、車速の遅い、生活道路沿いでした。

以上のように、成功方程式のセオリーを守り、ありふれたラーメン店を目指していないことが、成功している要因ではないかと思います。

殆どの新規開業者は、よそで既に、実績が多く、成功しているようなラーメンで、更に、少し美味しい店を目指して、上手くいっていない店が多いのです。どこにでもあるような店を作ると、他店とのシビアな競争になるのです。
上記のように、女性をターゲットにした、たんめんの店を開くと、少なくとも、宮城県ではほとんど競争がないのです。
だから、ビジネスにおいての要点は、競争をしないで、そのジャンルでのトップを目指すことなのです。

殆どの成功していないビジネスは特徴がなく、強烈な個性がないのです。

ビジネスの本質は、強烈な個性、特徴で勝負なのです。
いかに他と有効な差別化が出来るかが、重要な戦略になります。
そして、お客さまに比較されないことなのです。

私自身も大嫌いなことは、他社と比較されることです。

特に、他社と比較して、どんな長所がありますかと、聞かれるのが、昔から大嫌いだったのです。
当社の場合は、見れば一目瞭然で、他社と比較にならないような差があるのに、更に、それを説明させようとすると、私は返事をしないのです。
私は、見て分かるような差をつけているのに、更にその上に説明を加えるのは、ナンセンスだと思っているのです。

従って、コンセプトが違うと、それが形として表現されるので、見ただけで大きな違いになって現われます。
従って、お客さま側もそれを理解して欲しいし、それを理解出来ないような方はお客さまにはなり得ないと思っています。
従って、製品、商品、サービスの供給側も厳しい差別化が求められるし、お客さま側も、それを理解する能力が求められるのです。
従って、際立った個性を打ち出すと、自然にお客さまも選別が出来ます

世の中は、ますます複雑になり、レベルが上がると、自然に関係者全員に高いレベルが求められるようになるのです。
画像は、昨日訪問したラーメン学校の生徒さんと松原先生です。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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