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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(まとめ)」「起業家的柔道、何回もの成功」

「トップになりたきゃ、競争するな!」の韓国への翻訳書

まずは、2つほど、お知らせです。

1.明日9月8日(火)9日(水)の2日間、九州、宮崎県都城市でラーメン、つけ麺、うどん、焼きそばの自家製麺無料体験教室を開催します。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2288&ref=top

2.明日9月8日(火)から10日(木)の3日間、品川の東京支店にて、パワーアップ・イベントを開催し、下記のような私のセミナーが開催されます。

9月9日(水)『価値観ギャップ、消費者が求めているものは何か?!』
『女子パワーを開花させたお店が勝つ!選ばれるお店は女性が生き生き働く!』
9月10日(水)『麺専門店の事業計画書作成&物件選び&レイアウト作成のポイント大公開!』

一昨日と昨日は、本社でのうどん学校とラーメン学校の経営講義で、今回からは、初めてのパナマからの参加者が2組、合計3名で、全員27~8歳の中華系パナマ人で、既に3人とも自分で事業を行なっていて、たいへん真剣に参加していました。

3人とも英語での参加なので、授業料、通訳料、宿泊費、往復の旅費を合計すると、簡単に100万円を超えてしまいます。

彼らからパナマの事情を詳しく聞いてみて良く分かったのは、パナマの人口は
400万人弱で、四国とほぼ同じサイズの小さい国なのです。

彼ら3人のうち、一人で参加している女性は19歳で起業し、ドラッグストアを経営していて、多くのパナマ人を使っているのですが、たくさんの問題を抱えていたのです。

パナマは、1日の最高気温が33度C、最低気温が20度C付近で、年中気温が一定の熱帯地域で食べ物が豊富にあり、国民全体が勤勉ではなく、まじめに働く人たちが少ないそうです。

彼女のドラッグストアでも過去300人くらい、従業員を面接してきたのですが、100人面接しても、真面目に働く人は5人くらいだそうです。

3ヵ月間の試用期間があり、この試用期間内だけ、真面目に働き、それを過ぎると、本来の怠け癖を出すので、解雇しようとすると、解雇手当が法律で高く設定されていて、解雇手当狙いの常習犯が多いのだそうです。

私はこの事実を聞いて、それではパナマでビジネスをやるのであれば、パナマ人の中で5%の真面目な人を見つけ出すノウハウを構築することが重要で、このノウハウを構築出来れば、成功すると話したのです。

併せて、今回、パナマから参加しているのは、中華系の若い人たちだけで、パナマでも、中華系の人たちは、真面目に熱心に働くので、パナマ社会の中で、ビジネスで大成功しているのです。

多くのパナマ人が怠惰で、働かないので、熱心に働く中華系の人たちが成功するという構図が出来上がったのです。

反対に、もし、パナマ人がたいへん真面目な性格で、中華系の人たちより熱心に働く人たちであれば、中華系の若い人たちもこうして、当社のラーメン学校に参加することは出来なかったはずです。
そして、このような中華系の人たちは、昔から北米とか、海外に長く出ている人たちで、その先祖たちは海外で苦労した人たちばかりなのです。

今回は、彼ら以外にも、アイルランド人と北米から、中華系の参加者がいて、中華系の若い人たちの活躍が目立ちます。

アイルランド人は父親が外交官で、日本でも駐在し、本人は何度も日本に来て、日本のラーメンのとりこになった青年でした。

その他に日本人の参加者も3名いましたが、今回は、海外からの生徒さんたちの熱心さが非常に目立った経営会議でした。

いつものことではあるのですが、うどん学校は日本人ばかりの参加者で、経営講義でもほとんど発言のない人たちばかりで、これで本当にビジネスが出来るのかと言うような心配になるような気がしました。

このような混沌とした時代に、新しいビジネスを目指すということは、江戸幕府の末期に、多くの各藩の青年たちが、青雲の志に燃えていた時代と同じような時代ではなかろうかと思います。

現在の時代背景は、江戸幕府末期、或いは、第二次世界大戦末期の日本の敗戦が色濃くなった頃と同じ時代であるのです。

そのような時代を担う、若い人たちがもっともっと元気になって欲しいと思います。

本日も早朝から、瞑想、散歩、筋トレを行ない、運動の大切さを本当に理解出来る毎日を送っています。

ある程度の激しい運動は、素晴らしい人生を送るのには、欠かせないのです。

本年2月21日から始まった、173日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、最終のまとめに取り組んでいきます。

起業家的柔道

1947年、ベル研究所がトランジスタを開発し、ラジオやテレビの真空管に代わるものになることを、誰もが知っていたのですが、誰も何もせず、当時、アメリカの大手電機メーカーは、トランジスタへの転換を1970年頃に行うという計画を立て、彼らは、それまでトランジスタは使いものにならないと説明したのですが、国際的にはまだ無名で、専門家の間でさえあまり知られていなかったソニーの社長盛田昭夫が、このトランジスタのことを知り、彼はアメリカへ飛び、ベル研究所からトランジスタのライセンスを総額2万5000ドル(当時の900万円で、ソニーにとっては大金で、外貨制限のあった頃の日本であったので、許可を取るのがたいへんだった)という驚くべき安値で買い、2年後、ソニーは重さが真空管ラジオの5分の1以下、値段が3分の1以下という最初のポータブルラジオを世に出し、3年後には、アメリカの低価格ラジオ市場を手に入れ、5年後には世界市場を手に入れたのです。

もちろん、これは予期せぬ成功の拒否と、その利用の古典的な例であり、アメリカの大手電機メーカーは、「われわれの発明」、すなわちRCAやGEなどのリーダー企業の発明ではないという理由で、トランジスタの利用をためらい、プライドが邪魔をした典型的な例で、彼らは当時の技術の粋を集めた高級ラジオを誇りにしすぎていたので、彼らにしてみれば、シリコン・チップのラジオは、下品とまではいわないまでも、低級な代物だったのです。

ドラッカーが使っている、起業家的柔道戦略は次のような特徴を持った戦略なのです。

1.「柔よく剛を制す」という柔道の基本をビジネスに応用する戦略のことで、他社の力を利用して、商品開発や市場開拓をする戦略であり、社会にあふれている商品の多くは、合法的なコピー商品で、書籍で「国家の品格」がヒットすると「~の品格」がたくさん出版されるのですが、この戦略のメリットは成功の後追いですから、リスクはほとんどなく、販売力のある会社や、開発力の弱い中小企業には最適の戦略なのです。

2.成功し、驕り高ぶった大企業の脇の甘さを衝き、すでに安定して確固たる地位に就いていると思い込んでいる、うぬぼれ屋の企業を打ち負かし、自らをその業界のリーダーの地位に就かせることができるとするのが、「起業家的柔道」の技の一つで、産業や市場において、リーダーシップ支配力の獲得を狙いとしたあらゆる戦略の中で、この「アントルプルヌーリアル・ジュードー」こそ、ずば抜けてリスクが少なく、成功の公算が大であり、ドラッカーは現在の優位性の上にあぐらをかいている企業は「常習犯」と同じだ、と厳しいことを言い、変化に対して鋭い感性を磨き、外界の変化を敏感にモニターし、しかも迅速に対処することを重要視しているのです。

3.トップ企業のスキをつき、トップの地位を築こうとする戦略で、トップ企業の自社製品・サービスへのおごりや利益の発生対象、機能などのスキを突き、トップ企業が利益の最大化を目指している場合、製品やサービスへの最適化を行うので、リスクが一番低く、一番成功しやすいと言われる戦略です。

柔道戦略が特に成功する状況が3つあり、

第1は、すでに地位を確立しているトップ企業が予期せぬ成功や失敗を取り上げず、見過ごしたり、無視したりするときであるのです。

第2は、新しい技術が出現し急成長するのですが、新しい技術を市場に導入したものは古典的な独占体として行動し、すなわち地位を利用し、市場のいいとこ取りをし、創業者利益を手にするときであるのです。

第3は、市場や産業が急速に構造変化するときであり、構造変化は、イノベーションの7つの機会のうちの第4の機会「産業構造の変化」を利用するものです。

柔道戦略の攻撃側の成功要因は、柔道戦略の上記で紹介した攻撃されやすい先駆者の悪癖の裏返しです。

◆何回もの成功

問題は、ソニーの成功にあるのではなく、日本のメーカーがこの戦略を何度も使い、そのたびに成功し、アメリカの企業を驚かせてきたことをいかに説明すべきかにあり、日本のメーカーは、この戦略を、テレビ、クォーツ・デジタル時計、プログラマブル電卓で繰り返し、コピー機に参入し、草分けのイノベーターであるゼロックスから市場のかなりの部分を奪ったときも、この戦略を使い、言い換えるならば、日本の企業はアメリカの企業に対し、起業家的柔道によって何度も成功をおさめてきたのです。

しかし、アメリカの企業であるMCIやスプリントもこの戦略を使い、AT&Tの料金体系を利用して長距離通話のかなりの市場を奪い、ROLMもこの戦略によって、構内交換機(PBX)市場のかなりの部分をAT&Tから奪い、シティバンクも、ドイツでフアミリェンバンクなる消費者銀行を設立し、数年の間に、消費者金融で支配的な地位を得たのは、ドイツの銀行も、普通の消費者が購買力をもつようになり、上客になりうることは知っていて、彼らも消費者金融に進出し、だが、本心は乗り気ではなかったためで、とくに、それまで法人客と金持ちの投資家を顧客にしてきた大銀行にとって、一般の消費者は自らの威厳にそぐわない存在で、口座を開きたければ、郵便貯金に行けばよいという姿勢で、広告で何といおうが、ドイツの銀行は、その重々しい支店にやってきた一般の人たちに対し、そっけない態度をかなりあからさまに示したので、シティバンクが一般の消費者のニーズに応えるための金融サービスを設計し、利用しやすいファミリェンバンクを設立し、シティバンクのファミリェンバンクは、手強いドイツの銀行がドイツ中に支店を張り巡らしていたにもかかわらず、わずか5年の間に、消費者金融で支配的な地位を得たのです

日本企業、MCI、ROLM、シティバンクなどの新規参入者はすべて、戦略として起業家的柔道を使い、あらゆる起業家戦略、とくに産業や市場において支配的地位の獲得を目指す戦略のうち、起業家的柔道こそ最もリスクが小さく、最も成功しやすい戦略であり、警察は、金庫破りにせよ、こそ泥にせよ、常習犯が同じ手口を使うことを知り、彼らは個性的な痕跡を指紋のように残し、何度逮捕されても変えようとせず、性癖から逃れられないのは、犯罪常習犯だけではなく、誰でもあり、企業や業界も同じであり、何度トップの地位と市場を奪われようとも、性癖は変えられず、アメリカのメーカーは、日本の企業に何度市場を奪われても性癖を変えず、犯罪者は、自らの性癖のゆえに逮捕されたことを認めないので、逮捕の原因となった性癖を直さず、言い訳を探し、自らの性癖によって市場を失った企業も、それを認めないで、ほかの原因を言い訳にし、たとえば、日本企業の成功を低賃金のせいにするのですが、RCAやマグナボックスのように現実を認識している電機メーカーは、アメリカの高賃金と福利厚生費を負担しつつ、日本のメーカーと競争できる価格と品質の製品を生産しているのです。

ドイツの銀行は、シティバンクの成功について、自分たちには犯すことのできないリスクだったと弁解するのですが、実際には、ファミリェンバンクの貸し倒れは、ドイツの銀行よりも少なく、貸付条件は、ドイツの銀行と同じように厳しく、もちろんドイツの銀行は、このことを知っているのですが、それでもなお、彼らは、自らの失敗とフアミリェンバンクの成功について弁解を続けるのは、きわめて典型的というべきであり、ここにこそ、なぜ起業家的柔道という同じ戦略が何度も成功するかを示すヒントがあるのです。

驕り高ぶることが、ビジネスでは一番危険であり、成功しているときこそが、一番危険な時であり、これは、人間の性であり、マネッジメントには、多くの体験、試練が欠かせないのです。

画像は、ソウルのジョンさんが買って来てくれた、ソウルの書店で販売されていた私の「トップになりたきゃ、競争するな!」の韓国への翻訳書です。

私の本が韓国語に翻訳されて、販売されていたことに驚きました。

韓国語でのタイトルは、「1人での起業から、企業経営へ」と変わっていたのに、ジョンさんは、よく私の書籍だと分かったと感心しました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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