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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「認識の変化をとらえる(第6の機会)、半分入っている、健康についての認識、食事と晩餐、黒人の意識」

海外からの生徒さんが多かった経営講義の様子

本日のテーマは「地域特性の理解」です。

1月8日は大和の新年会、先週15日は讃匠の新年会で、毎年、新年会が終わると、新しい年が本格的にスタートしたような気持になるのが不思議です。

昨日、午前中は毎年年始のご挨拶に来られているお客さまが来られて、ビジネスの状況をお伺いしていたのですが、10年前には新人で、一緒に仕事を手伝ったことのあった方が中堅幹部になり、活躍されている様子に感心しました。

東京で、売上の大きいうどん店を6店ほど経営しているのですが、それぞれの店舗が成果を上げるようになるまでに、立地特性を理解し、解決するのがたいへんであったこと等、いろんな話を聞かして戴きました。

多店舗展開をしている場合は、同じビジネスモデルで展開していても、立地によっては、環境が異なり、お客さまが異なるので、地域に根差した個別対応が欠かせないのです。

当社の場合も、国内では8拠点ありますが、北海道と九州ではまるでお客さまのニーズが異なり、北海道のお客さまの嗜好と九州では、寒暖の温度差も大きく、味作り、商品、店作り、サービスに至るまで異なってくるのです。

先週の土日は、うどん学校とラーメン学校の経営講義であったのですが、経営講義の折に、アラスカの生徒さんより、客席について質問があったのですが、この質問に答えるために、私はその生徒さんにアラスカの年間気温を確認したのです。

すると、最低気温はマイナス50度C、最高気温は地球温暖化のせいで32度Cもあり、年間の気温差が82度Cもあるのだそうです。

この気温差は、客席だけでなく、商品、サービスすべてに大きな影響があるのです。

例えば、シンガポールでは、年間の最高気温が34度C、最低気温が26度Cで、年中まったく同じ温度で、日本のように春夏秋冬の季節感はなく、常夏の国なのです。

日本国内でも同様に、沖縄は年間最高気温が34度C、最低気温が12度Cで、年間の気温差が22度Cで、札幌は最高気温は同じですが、最低気温がマイナス15度C付近で、年間気温差が60度くらいあるのです。

私はまだアラスカは行ったことがないのですが、アラスカのような極寒冷地は、札幌以上に冬期の対策をやっていないと、冬期にお客さまを集めることが難しいことが想定されます。

アラスカからの生徒さんの話によると、アラスカではまだ外食の進化が遅れていて、美味しいラーメン店がなく、ほとんどのアラスカの人たちはラーメンを知らないので、美味しいラーメンを提供するために当社のラーメン学校を選んだのだそうです。

アラスカの極低温の冬に、熱々の、美味しく、健康に良いラーメンは人びとの心と身体を温めることが想像できます。

このように、本来は食べものと地域特性は欠かせないのですが、地域格差がないように誤解している人が多いのです。

例えば、私は以前から気づいているのですが、さぬきうどんは北海道では、本場のそのままの味では、なかなか難しく、さぬきうどんは香川県で食べると、非常に美味しい食べ物ですが、北海道とか沖縄では、それほど美味しく感じないのは、気候風土のせいが大きいのです。

北海道を初め、東北等は冬季の気温が零下になり、年間気温差が大きいので、塩辛い食べ物を好む傾向があり、塩度が高いのです。

これは、ラーメン学校に参加する生徒さんを見ていれば良く分かり、北海道から参加した生徒さんは、他のエリアから参加する生徒さんと比べて、最終のスープの味付けの塩度がだいぶ高いのです。

併せて、日本国内の生徒さんたちの味覚は、海外の生徒さんたちの味覚に比べ、塩度が高く、海外では、国内のレベルより塩度を落とさないと、通用しないのです。

甘さ、辛さも地域差が大きく、一般的には、暑い地方の人たちほど、甘くてスパイシーな味を好む傾向があります。

これは味についてだけの話だけですが、地域ごとにお客さまのニーズは大きく異なるので、お客さまの満足度を上げようとすると、地域ごとのニーズの理解は欠かせないのです。

昔は、マクドナルドとか、グローバルなチエーン店展開している会社は、同じ味、同じシステムで世界展開を行なっていたのですが、それが受け入れられた国とそうでない国の開きが大きくなってきています。

日本からラーメンとか、うどんビジネスで、海外に進出してもまったく同じことが言えるのですが、日本で人気のあるラーメンとか、うどんをそのまま海外に持っていけば成功すると勘違いしている方は、まだまだ多いのです。

今は、現地のことを知り尽くした現地の外国人が直接、当社の麺学校に参加するような時代になり、世界各地でその土地にあったラーメン、うどんが次つぎと生まれているのです。

海外においても、国内においても、その土地にあった麺ビジネスを展開することは、これからの時代に欠かせないことなのです。

昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

認識の変化をとらえる(第6の機会)

1.半分入っている

コップに「半分入っている」と「半分空である」とは、量的には同じですが、意味はまったく違い、とるべき行動も違うのは、世の中の認識が「半分入っている」から「半分空である」に変わるとき、イノベーションのための機会が生まれ、経済、政治、教育における認識の変化と、それらの変化がもたらしたイノベーションの機会に関する、いくつかの例があり、以上については、アフリカに靴を売りに行った営業マンの話が象徴的であり、アフリカ人は靴を履いていないので、有望なマーケットがあると思った営業マンと、可能性がないと思った営業マンがいて、ほとんどの人が意識していない間に、アフリカ市場がすでに、多くのビジネスにとって、可能性の市場として浮上し、東南アジア市場についても同様で、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、インド等から始まった新しい市場開拓も、現在ではベトナム、ネパール、カンボジア、ミャンマー、バングラデイッシュ等も新しい市場の仲間入りをしていて、日本からのラーメン店等も進出を始めているのです。

◆健康についての認識

1960年代の初めからの20年間に、アメリカ人の健康度が未曾有の増進を見せたことは、あらゆる事実が示していて、新生児の生存率や高齢者の平均余命、あるいは癌(肺癌を除く)の発生率やその治癒率など、肉体の健康と機能にかかわる指標は大きく改善されているのですが、1800年以降、アメリカ人は健康ノイローゼにかかっていて、いまだかつて健康に対する関心と恐れがこれほど高まったことはなく、突然、何もかもが、癌、心臓病、ボケの原因に見えはじめ、明らかにコップは「半分空である」の認識状態なのです。

今日われわれが目にしているのは、肉体の健康と機能の大いなる増進ではなく、いまだに不老不死からは遠く離れたままの状況であり、まったくのところ、この20年間においてアメリカ人の健康に関して悪化したものがあるとすれば、それはまさに、健康と体形に対する関心の異常な増大であり、加齢、肥満、慢性病、老化への恐怖だけであるのです。

わずか25年前(書籍出版時の)には、ごく小さな医療の進歩が、大いなる前進とされたのですが、現在では、きわめて大きな進歩でさえさして驚かれないで、原因が何であれ、この認識の変化はイノベーションをもたらす大きな機会となり、それは健康雑誌を生み出し、その一つである『アメリカン・ヘルス』は、創刊2年足らずで100万部に達し、食品が、健康を損なうかもしれないという恐れをイノベーションの機会として利用することによって、多くの新しい事業が生まれ、コロラド州ボールダーのセレスティアル・シーズニングスは、1960年代の末に、ヒッピーが始めたハーブの街頭販売からスタートし、15年後、年間売上数百万ドルに達した同社は、ある大手食品メーカーに2千万ドルを超える金額で買収され、今日では健康食品チェーンも生まれ、高収益を誇っていて、ジョギング用品も大きな産業になり、1983年、アメリカで最も急成長した企業は、ある屋内運動器具メーカーだったのです。

◆食事と晩餐

かつて、食事の仕方は所得階層によって決まっていて、一般人は質素な食事をし、金持ちは豪華な食事をしたのですが、この20年間に変化し、今日では、同じ人間が質素な食事もし、豪華な食事もとり、その結果の一つが、簡単に栄養をとるだけの食事、すなわちファーストフード、簡易食品、マクドナルド、ケンタッキー・フライドチキンの出現であり、もう一つがグルメ食品の流行で、テレビのグルメ番組が人気となり、高い視聴率を得ていて、料理本が一般書としてベストセラーになり、グルメ食品のチェーン店が生まれ、売り上げの90パーセントが食材だったスーパーマーケットが、グルメ・コーナーを設け、加工食品よりも利益をあげていて、この変化はアメリカだけのものではなく、ドラッカーの友人であるドイツ人のある若い外科の女医さんは、「週に6日は簡単な食事でよいが、1回は晩餐をしたい」と言っているのですが、一般人は毎日質素な食事ですませ、金持ちの上流階級は毎日豪華な食事をとっていたのは、ついこの問のことであるのです。

日本における健康についての考え方も大きく変わり、健康について注意を払っている人たちとそうでない人たちのギャップは大きくなり、健康志向の傾向も都会ほど大きく、田舎ではそうではないのですが、長野県のように、ある医師が県民の考え方を変え、その結果、長野県民の平均寿命は日本の最低クラスから、日本一になり、この様に、県民全体の意識を変えることも不可能ではないのです。

◆黒人の意識

1960年頃、つまりアイゼンハワーからケネディに政権が移った頃、アメリカの黒人が10年後あるいは15年後に獲得することになるものを正しく予測したならば、馬鹿にされることはなくとも、非現実的な夢想家とされたに違いなく、或いは、実際に黒人が獲得したものの半分を予測しただけでも、あきれた楽観論者と見られたのですが、実際には、アメリカの黒人の地位は大幅に向上し、高校よりも上の学校へ進む黒人は白人の5分の1という割合から、1970年代初めには白人と肩を並べ、白人の人種によってはそれを凌駕するに至り、同じ進展が雇用、所得、経営管理者や専門職への登用で見られ、このような状況を12年前あるいは15年前に予測として示したならば、アメリカの黒人問題もついに解決される、あるいは少なくとも解決に向けて大きく前進すると考えられたにちがいないのですが、1980年代の今日、アメリカの黒人の多くは、コップに「半分人っている」ではなく、いまだに「半分空である」としていて、黒人にとって、苛立ち、怒り、疎外感は、減少するどころか増大しているのです。

彼らは、経済的にも政治的にも中流階級の仲間入りをした3分の2の黒人ではなく、残りの挫折した3分の1の黒人を見て、いかに変化が速かったかではなく、いかに多くが残され、いかに変化が遅く、いかに変化が困難であるかを見るのですが、これに対し、黒人にとって昔からの味方である白人のリベラル、すなわち労働組合、ユダヤ人社会、学者などは変化のほうを見て、彼らは、コップに「半分入っている」と見るので、その結果、黒人と白人のリベラルの間に根本的な亀裂が生じ、その亀裂が黒人に対し、ますますコップが「半分空である」と感じさせているのです。

ところが白人のリベラルは、もはや黒人は搾取されていないと見て、逆差別のような特別な扱い、手当や雇用や昇進について優先的な配慮は必要なくなったと見るので、まさにこのような状況が、ジェシー・ジャクソンをはじめとする新しいタイプの黒人指導者に機会を与え、歴史的に見るならば、この100年、今世紀の初めのブッカー・T・ワシントンから、ニューディール時代のウォルター・ホワイト、さらにはケネディやジョンソンの時代のマーチン・ルーサー・キングにいたるまで、白人のリベラルの支持を得ることこそ、黒人が黒人社会の指導者となるための条件であり、それだけ黒人のために大きなものを勝ち取るうえで必要な政治力を手にする唯一の方法だったのです。

だがジェシー・ジャクソンは、昔からの味方、あるいは戦友である白人のリベラルから、黒人を分離することになったこの認識の変化が、新しいタイプの黒人指導者の存在を可能にしていることを見抜き、それは、リベラルに敵意をもち、リベラルを攻撃さえする黒人指導者の可能性だったのです。

かつては、ジャクソンのように反リベラル、反労組、反ユダヤと見られることは、政治的に自殺行為だったのですが、彼は、1984年のわずか数週間のうちに、アメリカの黒人社会において、まぎれもなき指導者となり、アメリカにおける黒人の意識の変化は、一方向へ向かうだけの変化ではなく、時代背景に大きく影響されていて、それは、景気の波のように、常に繰り返されているのです。

画像は、海外からの生徒さんが多かった経営講義の様子です。

韓国、オーストラリア、北米、アラスカ、ロンドンと実にワールド・ワイドで、私も海外の情報をたくさん披露しましたが、生徒さんたちからも、さまざまな情報を入手しました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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