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いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今年の夏も本格化してきましたが、みなさまのお店は好調でしょうか?
私はこの50年、麺ビジネスをみてきたうえで「麺ビジネスは暑い夏こそ売上をグンと伸ばせる」と実感してきました。
実際の成功事例、そして即実践できるアイデアをまとめてご紹介します
なぜ、「うどん店」は真夏の8月が一番売れる月になったのか?
わたしが子供の頃(70年前の香川県)は、うどんといえば温かい「かけうどん」ばかり。冬の定番でした。
ところが「ざるうどん」「冷やしぶっかけ」など涼しい新メニューが登場したことで、いまでは8月が最も売り上げの高い月になったのです。
このようにメニューの工夫で、季節性はひっくり返せるということです。
真夏を最大のチャンスに変えるためには?
いまの時代にもとめられているのは、次の3つの切り口です。
- 家族で楽しむ「体験型冷やしメニュー」
- 一人でも満足できるお一人様冷やし
- 栄養バランスで夏バテ防止対策
この3つを上手に組み合わせたお店が、必ず勝ちます。
うどん・そば・ラーメン店の夏の売上アップの実践アイデア
【体験型&夏の思い出】家族で楽しむ 冷やし麺メニュー
たらいうどん × 氷×フルーツ
大きなたらいで氷水にうどんを泳がせる!すだち・レモン、みょうがや大葉、スイカやぶどうも浮かべて、夏の思い出に。
【応用する】ご当地の食文化を夏仕様にアレンジし、差別化

大きな板に、たくさんの冷たい蕎麦&氷。夏野菜や焼肉を合わせて、BBQ風にも
みんなで取り分ける!冷やしまぜ麺タワー
大盛りにした冷やしまぜ麺をタワー状にしてメニュー提供。
色とりどりの薬味をまわしながら、家族やグループで楽しいイベント気分を味わえます
縁日気分を味わえる!流しそうめん体験テーブル
お店の中に小さな流しそうめんコーナーを設置。
うどんや蕎麦、冷やし中華の麺も流して、みんなで楽しく涼しさを体験
【話題性・体験感を強調】氷点下の冷やし麺
キンキンに冷えた氷の器に麺を盛りつけ!
シャーベット状の出汁や氷のアートを添えて、見た目も涼しさも抜群です。
おうちで楽しむ!体験キット販売
- たらいうどんキット、板蕎麦パックなどをお持ち帰りに。
- 家族の庭や縁側でプチ縁日気分に。
一人客向け!“辛い&タンパク質”で夏バテ防止
最近は「お一人様」がどんどん増えています。家族用の大盛りだけでなく、一人でも満足できるメニューが鍵です。
ラーメン店
- 冷やしピリ辛混ぜ麺+鶏チャーシュー山盛り
- 氷つけ汁冷やし担々麺+肉味噌+味玉
- 冷しゃぶサラダ油そばで低カロリー&高タンパク
蕎麦店
- 冷やし鴨南蛮つけ蕎麦
- ピリ辛肉味噌おろし蕎麦
- 豆腐&枝豆&鶏ささみの“涼味そば”
うどん店
- • 冷しゃぶサラダうどん
- ピリ辛肉味噌ぶっかけ
- すだち鶏天ぶっかけうどん
仕掛けのポイント
- 一人客だからこそ“ボリューム感+味変薬味”で飽きさせない
- 単に冷たいだけじゃなく、辛味で食欲増進
- 麺だけでなく肉・豆腐・卵などでタンパク質をしっかり補う
驚きの仕掛け・販促アイデア
- 店前で“打ち水割引” → 地域を巻き込む
- 夏祭りに“冷やし麺屋台”出店 → 新規客へ宣伝
- 気温連動「35℃超えたら冷やし100円引き」
- 「5回来店で1杯無料」スタンプカード
- SNS投稿で「#たらいうどん #板蕎麦パーティー #冷やしまぜ麺タワー」で拡散
まとめ
うどん、蕎麦、ラーメン店は「夏に弱い」と思われがちですが、メニューと体験を変えれば“夏が最高の稼ぎ時”になります!
- 家族向けには「囲む・分け合う」涼体験を。
- 一人客には「辛味&タンパク質」で夏バテ防止。
- SNSや地域イベントと組み合わせて自然に拡散。