はじめに

今回の香川ラーメン学校には、日本から2名、海外から2名の計4名が生徒さんが参加しました。落ち着いた雰囲気の中で、それぞれの目標に向かって真剣に学ぶ姿が見られました。

今回の生徒さんたちは、開業を控えている方が多く、特に海外からの生徒さんは、すでにお店を始める準備が進んでいるとのことです。日本からの生徒さんも開業を計画しており、実際の店舗運営を見据えた学びの時間となりました。

全体的には、落ち着いた雰囲気でしたが、一人ひとりの集中度が高く、お互いに質問し合ったり助け合ったりする場面も見られ、まとまりのある回になりました。

今回の香川ラーメン学校には、日本から2名、海外から2名の、計4名の生徒さんが参加しました。落ち着いた雰囲気の中で、それぞれが自分の目標に向かって真剣に学ぶ姿が印象的でした。

参加された生徒さんの多くは開業を控えており、特に海外からの生徒さんは、すでにお店の準備が進んでいるとのことです。日本からの生徒さんも開業を視野に入れて学びに臨まれており、実際の店舗運営を見据えた、内容の濃い学びの時間となりました。

全体を通して穏やかな雰囲気でしたが、授業中は一人ひとりの集中度が高く、質問し合ったり助け合ったりする姿も見られました。お互いを尊重しながら学び合う、まとまりのある5日間になったと思います。

開業を見据えた生徒さんたち

学びの積み重ねが「自分の一杯」につながる

ロシアの生徒さんは、もうすぐお店をオープンされる予定で、作品づくりにも実践的な意識が感じられました。卒業作品ではチャーシューの代わりに、現地で手配しやすいエビやシーフードを取り入れ、繊細で美しい盛り付けを完成させていました。

アメリカからの生徒さんは、現在寿司店を営まれており、中華料理も手掛けているそうです。ただ、人手が必要でコストが高く、効率的に運営しにくいという理由で、ラーメンに関心を持たれたとのことでした。授業の中では「元だれ」や「香味油」などの工程を一つひとつ丁寧に学ばれ、「本格的なラーメンを細かく理解できて、本当に嬉しい」と喜ばれていました。

日本から参加された生徒さんも、それぞれに明確な目的を持って臨まれていました。和歌山出身の生徒さんは、岡山での開業を予定されており、新しい土地で自分の味を広めたいという想いが伝わってきました。もう一人の生徒さんは、現在ラーメン店で働かれており、次のステップとして、開業を視野に入れて参加された方です。短い期間の合間を活かしての参加でしたが、学ぶ姿勢は真剣そのもので、授業中も他の生徒さんに積極的に声をかけながら、学校全体の雰囲気を支えてくれました。

現地の食材で「自分の味」をつくる

そのアメリカの生徒さんの地域では、サーモンがよく獲れるそうで、「サーモンを使ったスープを試してみたい」というご希望がありました。日本ではサーモンの骨がなかなか手に入らないため、今回は鯛で代用しながら調理を進めました。

現地で手に入りやすい食材を活かしたラーメンづくりを考えることは、海外の生徒さんにとって大切なことでもあります。講師としても改めて「それぞれの土地でどんな食材が使えるか」「どう再現できるか」を一緒に考える機会になりました。

海外の生徒さんに限らず、日本でも、地域ごとで手に入る素材や味の傾向は異なります今後はもっと幅広く食材の知識を常に深めながら、各地の環境に合わせたラーメンづくりを提案していけたらと思っています。

こうした考え方は、私たち講師陣が大切にしている「デジタルクッキング」にも通じています。

迷いながらも、「自分の一杯」を形にしていく

 4日目までは、生徒さんたちも「どんな作品にしょうか」と迷う様子がありました。しかし最終日の5日目には、それぞれの中で考えがまとまり、自身を持って作品を仕上げていました。表情も柔らかくなり、どの生徒さんも最後は達成感のある笑顔を見せてくれました。迷いながらも自分の味を見つけていく様子は印象的でもありました。

さいごに|講師からのメッセージ

今回は、事前アンケートをしっかり書いてきてくださった方が多く、こちらも食材の準備や指導の計画をスムーズに進めることができました。海外からの生徒さんの場合は、仕入れや輸送に時間がかかることも多いので、事前の情報共有がとても助かります。もしこのレポートをお読み頂いている方の中で、参加を前向きに検討されている方には、可能でありましたら「どんなラーメンを作りたいのか」「どんな素材を使いたいのか」を早めに教えていただけると、より深く学べる授業がご用意できると思います。

ぞれぞれの土地や環境に合わせた「自分だけのラーメンづくり」を一緒に考えていきたいです。

開業を目指す方、技術を磨く方、それぞれの想いを持った4名が集まった今回の香川ラーメン学校。大和麺学校で学びを終えた生徒さんたちが、それぞれの土地で自分の味を形にしていく姿が楽しみです。

今回は、事前アンケートをしっかり書いてきてくださった方が多く、こちらも食材の準備や指導の計画をスムーズに進めることができました。特に海外からの生徒さんの場合は、仕入れや輸送に時間がかかることも多いため、事前の情報共有がとても助かります。もしこのレポートをお読みいただいている方の中で、参加を前向きに検討されている方には、可能であれば「どんなラーメンを作りたいのか」「どんな素材を使いたいのか」を早めに教えていただけると、より深く学べる授業がご用意できると思います。

それぞれの土地や環境に合わせた「自分だけのラーメンづくり」を、一緒に考えていけたら嬉しいです。

開業を目指す方、技術を磨く方、それぞれの想いを持った4名が集まった今回の香川ラーメン学校。
学びの中で見せてくださった真剣な表情や探究心を思い出すと、これからそれぞれの場所で「自分の味」を形にしていく姿が、今からとても楽しみです。

今回は、事前アンケートをしっかり書いてきてくださった方が多く、こちらも食材の準備や指導の流れをスムーズに組み立てることができました。海外からの生徒さんの場合、どうしても仕入れや輸送に時間がかかることが多いため、事前に「どんな食材を使いたいか」「どんなラーメンを作りたいか」を共有してもらえると、とてもありがたいです。

実際、今回サーモンを使いたいという希望をいただいていましたが、日本ではサーモンの骨がなかなか手に入らなかったため、鯛で代用して授業を進めました。代用すると全く同じ味にはならないですが、現地の味を再現するためにどう工夫するかそうしたことを一緒に考える時間も、学びの一部になっているように感じます。

それぞれの土地や環境に合わせた「自分だけのラーメンづくり」を、一緒に模索していけたら嬉しいです。

開業を目指す方、技術を磨く方、それぞれの想いを持った4名が集まった今回の香川ラーメン学校。大和麺学校で学びを終えた生徒さんたちが、それぞれの土地で自分の味を形にしていく姿が楽しみです。

大和麺学校レポート一覧

ラーメン学校

日程  5日間

麺、スープ、具材、それぞれの基本・応用と繁盛店の作り方を学びます

2025年9月開催分より授業スタイルを見直し、実技中心の構成としたため、開催期間を1日短縮しております。指導内容に変更はなく、より効率的に技術を習得していただけます。

香川校

【開催場所】香川県 - 綾歌郡宇多津町

受講料

430,000円(税込)
+教科書代

開催月 期間 空き状況 お申込み
12月
開催
2025/12/1~5 受付中 申込みはこちら
東京都

【開催場所】東京都 - 東京都品川区

受講料

480,000円(税込)
+教科書代

現在、開催予定のイベントはありません。

参考店視察カリキュラム

授業中または授業終了後に、厳選した参考店を訪問。実際に商品を試食しながら学習いただけます。

成功事例の具体的な分析

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多様な業態・コンセプトの理解

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ドリームスタジオ香川

【12月】大和ラーメン学校オープンキャンパス in 香川(12/4)

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