
熟成庫
寝太郎
RRE17
麺は熟成で旨くなる
オールシーズン使える熟成庫
- 温度調整機能により生地に最適な気候条件を常に再現します。
- 寒い冬にも生地が硬くなりません。
- 暑い夏でも生地がダレずに安定します。
熟成による美味しい麺作りにご興味のある方
製品の特徴

温度調節機能、シンプルな操作パネル
温度コントローラは直感的に使える操作性。誰でも簡単に扱いやすく、数値を見ながら設定温度を調整できます。

省スペースで使用可能
コンパクトな大きさで、置き場所の面積を取らず、狭い場所に設置できます。
シンプル構造の庫内
庫内はシンプル構造で、汚れやホコリの侵入が少なく、掃除がしやすいようになっています。

生地を支える棚
棚を設置できるので、複数の生地を同時に熟成が可能。生地の大きさに合わせて、取り外しで高さ30mm間隔の調節ができます。
棚には隙間がある構造なので、庫内の空気(冷気・温風など)が流れやすくなっています。
本物の麺作りに欠かせない2段階熟成
熟成が必要な理由
生地の熟成とは、生地のストレスの緩和、水和、グルテンの形成、脱気、ほどよい酵素の活性化を指します。適切な温度管理下で熟成を行うことで、コシが強く、なおかつ伸びの良い美味しい麺ができます。さらに、生地がダレにくく安定することによって麺の仕込みを集中的に行えるため、大量の注文にも「打ちたて」を提供することが可能です。
熟成を2段階に分ける理由
コシのある麺をつくるには、生地にしっかりとグルテンを形成することが欠かせません。グルテンは主に「ミキシング(練り)」と「プレス(鍛え)」によって形成されますが、この2つの工程はグルテンを形成すると同時に、生地に強いストレスを与えます。ストレスが掛かったままの生地を更に鍛えるとグルテンは破壊されてしまい、コシの無い麺になってしまいます。そのため、コシのある麺づくりには「ミキシング」・「プレス」後の2回に分けて熟成し、生地からストレスを取り除くことが欠かせません。
美味しさの証、麺の「エッジ」とは
出来上がった麺が美味しくできているかどうかは、茹で上がった麺の断面で判ります。上図①~③は麺の断面図です。③のように四つ角が突き出ているものが最も良い状態で、これを”エッジが立った麺”といった風に表現します。これは麺の四辺が同じ様に茹で湯を吸収した際に、このように麺が膨らむために発生する現象です。例えば①のような断面は、熟成が十分でない麺生地を無理に圧延して生地の組織が破壊されて(潰されて)しまうと発生します。組織の破壊された圧延面は茹で湯の吸収率が悪くなり、破壊されなかった二辺だけが膨らんだためこのような断面になるのです。③のような状態を安定して作り出すには熟成庫による適切な熟成が欠かせません。

熟成庫 タイプ比較表
型式 | RRE17 | RR68 | RR128 | |
---|---|---|---|---|
粉容量 | 1袋 | 3袋 | 6袋 | |
有効容量 | 142l | 502l | 1,083l | |
温度帯タイプ | 1温度帯 | 1温度帯 | 1温度帯 | |
外形寸法 | W460 D492 H1,626 | W610 D830 H1,950 | W1,200 D830 H1,950 | |
内径寸法 | W390 D372 H1,000 | W510 D650 H1,470 | W1,100 D650 H1,470 | |
消費電力 | 単相100V 101/102W | 単相100V 230W | 単相100V 455W | |
重量 | 約61kg | 約90kg | 約140kg |
仕様
機種名 | 麺生地用熟成庫 寝太郎 | |
---|---|---|
型式 | RRE17 | |
外形寸法 | W460×D492×H1,626 | |
粉容量 | 1袋 / 回 | |
電源電圧 | 単相100V 101/102W | |
重量 | 約61kg | |
使用条件 | 周囲温度5~35℃ 電圧変動90~110V |
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