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戦略とは「どこでで戦うか」を決めること

注意点

ビジネスにおける戦略とは、「どこで、どの問題で、戦うか」を明確に決めることです。

なぜなら、ビジネスの本質は「問題解決」だからです。

そして、その問題はお客様ごとにまったく異なります。

つまり、「誰の問題を解決するのか」が決まらなければ、
提供する価値も、サービスも、商品も、価格も、すべてが曖昧になってしまいます。

だからこそ、戦略は「お客様を決めること」から始まります。

同じ外食でも、まったく違う

例えば、一見同じ外食産業でも、実際には各ブランドが解決している問題は大きく異なります。

店名・ブランド提供している価値(お客様が解決したい、解決している問題)
スターバックスゆっくりと過ごせる「居場所」が欲しい、ゆっくりくつろぎたい
丸亀製麺早く、安く、効率よく食事を済ませたい、効率を重視したい
一鶴スパイシーな鶏肉で、圧倒的な「満足感」が欲しい
ガッツリ食べてストレスを発散したい

このように、同じ「飲食」でも、お客様もニーズもまったく違います。

業態とは「問題の種類」である

ファーストフード、カフェ、ファインダイニング。

これらの違いは、提供している料理ではなく、「どの問題を解決しているか」の違いです。

つまり、業態とは「問題の種類」そのものです。

曖昧な戦略は、価格競争を招く

もし業態やターゲットが曖昧だと、次のような状態に陥ります。

  • ・誰に向けているのかわからない
  • ・提供価値がぼやける
  • ・中途半端なポジションになる
  • ・結果として価格でしか勝負できなくなる

そして最終的には、消耗戦に入ってしまいます。

戦略とは「競争しないこと」を決めること

競争力

本来の戦略とは、「どこで戦わないか」を決めることです。

よくある失敗は、

  • ・他店の真似をする
  • ・価格で勝負する
  • ・同じ土俵に立つ

という行動です。

これでは差別化はできず、競争に巻き込まれるだけです。

戦略を持つ店とは

一方で、明確な戦略を持っている店は、

  • ・誰の問題を解決するか(顧客)
  • ・どの問題を解決するか(ニーズ)
  • ・どの業態で提供するか(ポジション)
  • ・どこで戦わないか(非競争領域)

これらを明確にしています。

その結果、他と争わずに「自分の市場」をつくることができるのです。

まとめ

戦略を持つということは、独自の市場を作ることです。

あなたのお店だからこそ解決できるお客様の問題にフォーカスしましょう。

まずは「誰の」「どんな問題を」解決するのか、改めて自社の立ち位置を見つめ直してみませんか?

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Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠を創業。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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