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ビジネスも人生も「設計」がすべて

ビジネスの成否は、現場の努力以上に「事前の設計」の段階で決まります。

なぜなら、現場とはあくまで「設計されたものを忠実に実行する場所」に過ぎないからです。

設計が「ブレない軸」を作る

飛行機を例に考えてみましょう。

「どの速度・高度で飛ぶのか」「どの高度で安定させるのか」「安全性はどうするか」を離陸してから現場のパイロットがその場で判断しているわけではありません。

これらは、設計段階で厳密に計算され、決められています。

ビジネスも同様です。

成功を左右するデザインフィロソフィー

そして、その核にあるのが「デザインフィロソフィー」です。

何を目指し、何を優先し、逆に何を捨てるのか。

この根幹・哲学が決まって初めて、構造、部品、製造工程といった細部が形作られます。

「ブレる店」と「迷わない店」の決定的な違い

外食ビジネスにおいても、この原理は全く同じです。

設計図を持たずに始めた飲食店は、往々にして迷走します。

設計のない店

とりあえず店を作り、売れなければその場でメニューを増やし、方向性を変えてしまいます。

コンセプトが揺らぐため、結果としてすべてが「ブレて」しまいます。

これは、最初にゴールを決めていないことが原因です。

現場の判断で場当たり的に動くため、品質も利益も安定しません。

設計のある店・設計されたビジネス

「何を、誰に、いくらで売るか、どの品質で、どのスピードで提供するか」が明確です。

これらが事前に決まっているため、現場に迷いがありません。

設計とは、いわば「未来の結果を先に決めてしまうこと」なのです。

「人生の設計」がビジネスの質を決める

驚くべきことに、ビジネスの設計図を描けるかどうかは、経営者自身の人生の設計に依存しています。

人生を流れに任せ、その場の環境に適応して生きることは、一見柔軟に見えます。

しかし、設計図のない生き方は判断基準が曖昧で、常に修正を繰り返すことになります。

設計とは、意思決定の集合体であり「未来の結果」を先に決めること。

設計された人生を送る人は、判断基準、優先順位、そして「やらないこと」が明確です。

この意思決定の質の差こそが、そのままビジネスの結果の差となって現れるのです。

まとめ

現場でやるべきことは、「どうあるべきか」から始めることが重要です

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Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠を創業。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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