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世界麺文化研究所

皆さま、こんにちは。
大和製作所創業者、ロッキー藤井です。

今日から、このブログでは新しい一歩を踏み出します。

その名も、「世界麺文化研究所」です。

私は50年間、製麺機をつくり続けてきました。
その中で、世界70か国以上のお客様と出会い、うどん、ラーメン、そば、パスタ、フォー、中国麺など、世界中の麺文化に触れてきました。

国が変われば、麺の形も変わります。
食べ方も変わります。
スープも、出汁も、食感も、提供の仕方も変わります。

しかし、世界中の麺を見続けてきた中で、私は一つの結論にたどり着きました。

麺は、人類が約4,000年前に生み出し、今なお進化し続けている主食である。

この考え方が、世界麺文化研究所の出発点です。

世界麺文化研究所 第一の仮説

私は、麺の本質は「進化」、つまり Evolution にあると考えています。

約4,000年前に生まれた麺は、中国から世界へ広がり、それぞれの土地で独自の発展を遂げてきました。

日本では、うどんやラーメンへ。
イタリアでは、パスタへ。
ベトナムでは、フォーへ。
タイでは、クイッティアオへ。

麺は、土地ごとの気候、文化、宗教、食材、生活習慣を受け入れながら、姿を変えてきました。

形を変え、食感を変え、味を変え、食べられる場面を変えながら、世界中で生き残ってきたのです。

麺は、完成された食品だったから残ったのではありません。
進化し続けたからこそ、残ったのです。

私は、そこに麺の本質があると考えています。

Evolution だけでは未来は生まれない

ただし、進化だけで大きな飛躍が生まれるわけではありません。

歴史を振り返ると、麺文化には何度も大きな革新が起きてきました。

製粉技術。
製麺技術。
インスタントラーメン。
冷凍麺。
真空ミキサー。
そして、これから本格的に活用が進む AI。

これらはすべて、Innovation、つまり革新です。

日々の改善や積み重ねによって Evolution が起こり、その先に、ときどき世界を変える Innovation が生まれる。

私は、麺文化も、企業も、この二つの力によって発展してきたと考えています。

大和製作所も同じ道を歩んできた

振り返ってみると、大和製作所も50年間、この二つを追い続けてきました。

毎日の改善。
食感の研究。
製麺技術の向上。
お客様の声をもとにした改良。

これは Evolution です。

一方で、新しい製麺技術、新しい機械、新しいビジネスモデル、世界展開への挑戦は Innovation です。

しかし、その土台には、いつも変わらないものがありました。

麺のおいしさ。
食感文化。
お客様の成功。

これが、大和製作所の根っ子、つまり Root です。

機械をつくることは目的ではありません。
おいしい麺をつくること。
そのおいしさを食感として再現すること。
その麺でお客様が繁盛すること。

この Root があるからこそ、Evolution も Innovation も意味を持つのです。

Root × Evolution × Innovation

私は、これからの麺ビジネスは、次の三つで説明できるのではないかと考えています。

Root
変えてはいけない本質。

Evolution
本質を守りながら、進化し続けること。

Innovation
新しい価値を創造し、未来を切り拓くこと。

Root がなければ、進化はただの変化になります。
Evolution がなければ、Root は時代に取り残されます。
Innovation がなければ、新しい市場は生まれません。

この三つは、麺文化だけに限った話ではありません。

企業にも、人生にも、そして人類の歴史にも共通する原理ではないかと私は考えています。

世界麺文化研究所の使命

世界麺文化研究所は、単に世界の麺文化を紹介するための場ではありません。

世界の事例を研究し、そこから新しい仮説や理論を生み出し、世界の麺ビジネスを一歩前へ進めるための研究所です。

毎週月曜日は、世界の麺文化を研究し、新しい仮説を発表します。

毎週水曜日は、世界の成功企業を研究し、麺ビジネスへ応用できる経営理論を考えます。

毎週金曜日は、5年後、10年後の麺ビジネスを予測し、未来戦略を提案します。

麺を、単なる食べ物として見るのではありません。
文化として、産業として、経営資源として、そして未来をつくる可能性として研究していきます。

皆さまと共に研究したい

メルマガやこのブログは、私が一方的に情報を発信する場ではありません。

世界中の皆さまと一緒に、麺文化の未来を研究する場にしたいと思っています。

この国の麺文化を研究してほしい。
このテーマを取り上げてほしい。
海外展開について知りたい。
食感や製麺について、もっと深く知りたい。
これからの麺ビジネスの方向性を考えたい。

そうしたご要望がありましたら、ぜひお寄せください。

できる限り、今後の研究テーマとして取り上げていきたいと思います。

現場の声があるからこそ、研究は机上の空論で終わりません。
皆さまと共に考えることで、世界麺文化研究所は、より実践的で価値ある場所になっていくと考えています。

さいごに

私は、麺の本質は「進化」であると考えています。

麺は、約4,000年の歴史の中で、世界各地の文化と結びつきながら、形を変え、食感を変え、食べ方を変えてきました。

そして未来は、進化だけではなく、革新によって切り拓かれます。

世界麺文化研究所は、次の三つを軸に、世界の麺文化と麺ビジネスの未来を研究していきます。

Root|根っ子
変えてはいけない本質。

Evolution|進化
本質を守りながら、時代に合わせて進化し続けること。

Innovation|革新
新しい価値を創造し、未来を切り拓くこと。

この三つを深く研究し、新しい価値を創造していくこと。
それが、世界麺文化研究所の使命です。

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Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠を創業。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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