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食感は、記憶である

人は意外なほど、味を忘れてしまいます

しかし、食感は忘れません。

なぜなら食感は、身体の記憶だからです。

  • ・歯が入ったときの抵抗
  • ・噛み切るときの反発
  • ・喉を通る瞬間の摩擦

この一連の体験は、言語化される前に身体が覚えます。

言語化される前に身体が覚えます。

だから人は、理由を言葉に説明できなくても、「また来たい」と感じます

身体記憶に残る食感を作った典型的な成功事例

典型的な成功事例があります。

香川の骨付鶏です。

代表例が一鶴

  • ・柔らかくジューシーな雛鶏
  • ・歯ごたえが強く噛み応えのある親鶏

この真逆の食感設計

そこに、一度食べたら二度と忘れられない強烈でスパイシーな味付けが重なります。

一度ハマった人は、また来ます。
家族を連れて、また来ます。
県外からも押しかけます。

そして、平日の夜でも300席が埋まり、行列ができる

これは、食感と刺激の組み合わせです。

博多豚骨ラーメンが「替え玉」を生む理由

博多豚骨ラーメンも、構造は同じです。

低加水の細麺。
あのパツッという噛み切れる瞬間。

替え玉が止まらない理由は、
味だけではありません。

噛み切れる快感を、
もう一度身体が再生したがるのです。

「美味しいから」ではなく、
「あの感覚をもう一度味わいたい」。

これが、リピートの正体です。

讃岐うどんが世界で評価される理由

さぬきうどん

讃岐うどんも同様です。

噛み切れるのではなく、
跳ね返される感覚

あの強い弾力が、
身体の中に記憶として残ります。

違いを生んでいるのは、
味以上に食感です。

食感は「戦略」そのものである

食感は偶然ではありません。
設計対象です。

  • どんな噛み音か

  • どんな反発か

  • どんな喉越しか

  • どんな感情を解放するのか

食感は強い。
そして、再現性がある。

ここが、
麺ビジネスの戦略が分かれる分岐点です。

まとめ

身体が記憶する食感は、簡単に真似できません

選ばれる店には、また来る理由を作るための忘れられない記憶に残る食感体験があります。

それは、戦略の結果です。

食感は、経営を左右する要素です

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Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠を創業。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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