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食感の9割は「3つの工程」で決まる

麺の食感は、実は次の3工程でほぼ9割が決まると言われています。

  • ・ミキシング
  • ・熟成
  • ・圧延

つまり、この3つを安定させれば、食感は安定するということです。

曖昧にすると、どれだけ経験があっても品質は安定しません。

再現性が崩れやすい日

現場では、次のような日が必ずあります。

  • ・忙しい日
  • ・湿度が高い日
  • ・小麦粉が変わった日
  • ・新人が入った日

こうした日は、気づかないうちに工程がズレやすくなります。

そのズレの積み重ねが結果として、いつもと違う食感になります。

再現性の基本は「工程を基準値で守ること」

再現性の基本は、とてもシンプルです。

工程を基準値で守ること。

そのために、まずやるべきことは工程の基準書を作ることです。

まず工程基準書で決めるべき項目はこれだけ

ミキシングで決めること

  • ・回転数
  • ・時間
  • ・生地温度

熟成で決めること

  • ・時間
  • ・温度

圧延で決めること

  • ・ロール間隔
  • ・パス回数
  • ・最終厚み

この項目を数値で決めるだけでも、再現性は大きく向上します。

数値だけに頼るのは危険

ただし、注意点があります。

数値だけで回すのは危険です。

なぜなら、原材料や環境は毎日変わるからです。

  • ・粉の状態
  • ・水温
  • ・湿度

さらに、

  • ・作業者の癖や小さなミス
  • ・機械トラブル

こうした要因で、いつもと違う状態は必ず起こります。

再現性に必要なのは「数値」と「見る目」

そこで必要になるのが、見る目です。

  • ・数値 → 標準運転を見る目
  • ・見る目 → 異常を検知する力

数値は「正常」を示し、見る目は「異常」を見つけます。

再現性は、「数値×見る目」の両立

再現性は、数値 × 見る目

この両方が揃って、初めて成立します。

まとめ

再現性は、設計と仕組みで作り、現場で守るものです。

ここを整えた瞬間、現場は一段強くなります。

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Picture of 藤井 薫(ロッキー藤井)
藤井 薫(ロッキー藤井)

株式会社大和製作所、株式会社讃匠を創業。
令和5年 秋の叙勲にて「旭日単光章」受章。

1948年5月、香川県坂出市生まれ。国立高松工業高等専門学校機械工学科卒業。川崎重工株式会社に入社し、航空機事業部機体設計課に配属。その後、独立し、1975年に大和製作所を創業。

過去48年以上にわたり、麺ビジネスを一筋に研究し麺ビジネスの最前線で繁盛店を指導。麺専門店の繁盛法則について全国各地で公演を行う。小型製麺機はベストセラーとなり、業界トップシェアを誇る。
「麺店の影の指南役」「行列の仕掛け人」として「カンブリア宮殿」「ありえへん∞世界」「スーパーJチャンネル」等、人気TV番組に出演するほか、メディアにも多数取り上げられる。
また、2000年4月にうどん学校、2004年1月にラーメン学校とそば学校を開校し、校長に就任。

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