2023年3月香川うどん学校の開催レポート

国際色豊かな商品作りを実践

2023年3月27日(月)~3月31日(金)に香川うどん学校を開催しました。

8名の受講者のうち、2名は海外からご参加。日本からは6名が参加されました。みなさまお疲れ様でした!

今回のうどん学校には、うどん店で勤務されている方は少なく、うどん店以外の飲食店オーナー様が多く受講いただきました。

スペインから受講された方は、現地の伝統料理「パエリア」をベースにしたうどん試作のご要望があり、学校期間中に商品開発を行いました。スペイン現地では、肉をしっかり食べる習慣があり、時間をかけて食事しながら、食事中の会話、交流を大切にされているそうです。

食事は時間をかけてみんなで楽しむ料理。いつも忙しい日本人の食生活の中で忘れがちな大切な感覚かもしれません。

見た目の鮮やかさ、
スパイシーな味付けで再現。

海外からの受講者からリクエストがあったスペイン料理「パエリア」をベースにしたうどんを開発しました。伝統的なうどんの魚介出汁にパエリアソースをあわせてアレンジし、骨付鳥を大胆にトッピング!

骨付鳥のスパイシーな味付け(実は、骨付鳥は香川県で有名な料理です)と見た目の華やかな盛り付けに、商品開発の足がかりをつかんだようで、とても気に入っておられました。

「今回の日本の美味しい魚介出汁を使ったうどんを現地で手に入る食材を使って調整していきたい」と今回開発したレシピを持ち帰っていました。

「そういう事だったのか」
開業に向けて本質を学ぶ。

日本から受講の方々は「居酒屋はしんどい」「夜営業はつらい」という体験談を聞かせて頂き、昼業態に業態転換するにあたり、うどん店を検討されているそうです。うどん店開業に向けて、アドバイスや経営相談、模擬店舗でのオペレーション練習をしっかりとしていただきました。すでに物件は決まっているとのことでしたので、決める前に大和麺学校に参加していただけると、より成功に近づけるためのアドバイスができます!

すでに飲食店をされている方、うどん店で勤務されている方も製麺機の使い方や商品作りだけでなく、麺の製麺理論やだしの基礎知識は初めて知ることも多かったようで、日々の作業の意味がわかったことで、「もっと良い商品を提供していこう!」という意欲が高まったようでした。

大和麺学校では、みなさまのリクエストや課題に合わせて様々な商品作りやノウハウを提供しています。理論と実習を繰り返し、5日間で理想の一杯を創り上げる力を基本から正しく学べます。食べて美味しいうどん作りはもちろん、国・地域の食文化に合わせたアレンジ、健康になるためのレシピ開発、集客力を高める華やかな盛り付けも学ぶことができます。ぜひ、みなさまも私たちと最高のうどん作りを一緒に学びましょう。