前日から、参加者は自分の方向性にあったスープを作り出すため、納得のいくまでテストを繰り返していた。
それぞれのスープの配合割合・たれの量を微調整することで、自分の求めている味をシビアに再現することができる。
そのため、参加者はテストに没頭してしまうのだ。何度も何度もテストを繰り返す。
それが災いして、午後4時にはガラのこってりスープが無くなってしまった。これでは、テストの継続ができない。
今日は最終日・・・。そこで、一切の妥協を許さない社長・藤井の出した決断は、再度、このスープを煮込むことであった。
スープの仕込みには最低でも6時間を要する。今すぐ仕込みを始めても濃度が十分に出るのは夜10時。
それでも、生徒さんの要望に応えたい一心で出した決断だった。
夜10時、ようやく濃度が十分になったところで、テストを再開。
それから約2時間、全員が納得するスープができた。それぞれが、それぞれのスープを試飲し、みなさん大満足の様子。
ようやく片付けに取り掛かり、全てが終了したのは午前1時が過ぎていた。
ここまで 熱く、真剣に参加者に付き合うプロが他にいるだろうか・・・。ここまでする学校が他にあるだろうか・・・。