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△見慣れぬ色のラーメン…。そう、わかめラーメンも作りました。お蕎麦みたいな色ですね。
△初日に講師が言ったとおり、美味しくなるよう心をこめて作るスープ。この日は体がくたくたになりました。
△スープを取る合間に煮卵も作りました。この卵が金曜からのラーメンに彩を添えてくれます。
△ちゃあしゅうも辛い味つけ、甘めの味付け、塩のちゃあしゅうと、個性溢れるトッピングです。

△ずらっと並んだ元だれのどれが自分のラーメンを作るのか。試行錯誤の先に究極の味が貴方だけを待っています。

△香味油もがらっと味を変えてくれます。最後の決め手をスプーンでひとさじ。…うーん、美味い!
 
△今回最も難航した博多スープ。色々な人の助けを借りて、美味しいスープになってくれました。
 
△松原講師と代表藤井。この二つの鋭い舌が、的確なアドバイスをしてくれます。
 
△自分が目指している方向性のスープを持ってきていただければ、濃度、塩度を計りそれに従って驚く程の精度で仕上がります。
△楽しい顔。真剣な顔。色々な表情を見せる生徒さんと講師。来月はどんな生徒さんがどんなラーメンを作ってくれるのか。それはまた、来月に期待して、今月も本当に皆様お疲れ様でした!!
幅広い年齢層と出身出身

 梅雨があけて、蒸し暑くなってきました。もう早6月は過ぎ去って、7月に入ると、すぐに2日からラーメン学校は始まります。先月から覚悟していたとは言え、むしむしとした暑さに、タオルが手放せません。スープを炊いていると、中よりも外の方が涼しい気さえしてしまう、そんなラーメン学校がついに開催されました。
 さて、今回私はスープ講義からのお手伝いです。年齢層も幅広く、色々な方が集まります。代表と1歳違いと言う年齢の方も今回いらっしゃいました。さて、近頃は毎月のように海外からお越しくださる生徒さんがいる中、今回はなんと2人も海外からの参加者がいらっしゃいました。お一人はビデオカメラを回しながら、得意ではない日本語の講義を、お友達に訳してもらうのだそうです。まわしていたカメラの中には、しっかりと講義の内容が映されていました。その他にも、以前ラーメン学校に参加してくださった方が、オープンを控え、スープの復習に来てくださいました。久しぶりの再会を喜ぶ講師。こうして一層賑やかになった7月ラーメン学校は、着々と進んでいくのでした。

 
緊急事態! 焦げ発生!

 さて、木曜は、金曜、土曜で使うスープベースを炊く日です。何時もたくさんの寸胴に囲まれてスープを作るので、今月のように暑い日は本当に大変です。「夏に来るもんじゃない。」と、弱音も聞こえてきながらも、せわしなくスープどりは続いていきます。今回は博多とんこつを希望される生徒さんが多いと言うことで、いつもよりも多めに博多のスープをとりました。その他にも、いつものスープに加えて、牛すじのスープもとりました。毎回どんなスープを取るかは要望に合わせて当然変わっていくんです。
 そしてこの日も、順調にスープは炊き上がっていくかのように見えました。
 しかし。
 何時もにこにこと優しい講師の顔が、博多のスープの臭いをかいで険しくなります。スープの味見をして、一言。「焦げてますね。」そう、順調にいっていたかと思っていた博多スープは、底で焦げ付いてしまっていました。慌てて火を止めても時すでに遅し。嗅ぎ違えることもない焦げの臭いと味で、スープが台無しになってしまっていたのです。
 慌てて何時もお願いしているお肉屋さんに連絡を取りましたが、「ちょっと豚の頭は明日お届けは難しいですね……。」と言う言葉が返ってきてしまいました。こればかりはどうお願いしてもどうにもなりません。焦げ付いたスープを捨てるため、ひとまず漉しながら、担当していた生徒さんは、暗い顔で「悔しいな……。」と呟きます。香川県のどのつてをあたっても、豚の頭は置いていないと断られます。たまたま今日から参加していた生徒さんがお肉屋さんにつてがあり、そこにも連絡をとっていただいたのですが、結局首を振られてしまったとのこと。
 もう、駄目なんだろうか。博多スープを希望していた生徒さんは、このスープが出来上がらない事にはどうしようもありません。折角香川まで来て頂いたのに、自分の希望のスープが出来ないなんて……。と、暗い気持ちで皆が諦めかけていたその時、松原講師が電話を取り出し、どこかに連絡し始めました。電話は暫く続き、電話を終えた松原講師は、頼もしい讃岐弁でこういいました。「まだ連絡待ちやけど、いけそうやで。」でも、もう知っているお肉屋さんは全員断られてしまったはずなのに。一体誰に連絡したのか聞いてみると、「福岡営業所の岩坂さん。」と、九州の営業担当の名前が出てきました。そう、講師が連絡を取っていたのは、香川ではなく、博多ラーメンの本場九州だったのです。流石に今日は無理でしたが、明日の朝一番に届けるように手配してくれたのです。これで博多ラーメンはなんとかなりそうです。結局この日博多スープが完成する事はありませんでしたが、松原講師の機転と、福岡営業所の岩坂さんの素早い行動で、どうにか明日スープを完成させることができそうです。

 そして次の日。豚の頭が届くとすぐに、博多スープどりが再開されました。2回目ともなると、担当していた生徒さんも手際よく灰汁をとり、濃度を測り、と、忙しく動いていました。いつも以上に慎重に作り上げられた博多スープ。無事濃度が達成した時の喜びもまた、何時も以上でした。漉すのも大変な博多スープですが、生徒さんのほっとした顔が印象的な4日目でした。味も、「何時もより美味しいな。」と、講師も褒めるほどのスープの出来。
全ては良いスープを作って帰ってもらいたいという講師とスタッフと生徒さんの心があってなせる事。松原講師から無事完成したスープの話を聞いた営業の岩坂も、わが事のように喜んでいました。

 
完成 常に新しいラーメン

 土曜日の朝。ついに今日からスープ合わせです。朝からは魚介スープを取ったり、味噌だれを作ったりと実習をしつつ、実際にラーメン店うどん店に節を卸している節屋さんからの専門的な講義もあります。
そしてお昼からはいよいよスープ合わせ。まずは皆で基本的なレシピを作ってみて、そこから一人一人別々に作業に入ります。この日から、鋭い舌を持つ当社の代表も参加し、一人一人のスープに的確なアドバイスを加えていきます。
とある方は東南アジアの方面で流行りそうなスープをやりたい、とご希望でした。日本のラーメンにはないような、独特の味を出そうと、代表が取り出したのは、とある中華の調味料。それをスープに入れて味見をしてみると……、ピリ辛でほんのり甘い、一風変わったつけ麺の誕生です。「醤油ラーメンでも、塩ラーメンでも、色んな味の可能性があるつけ麺ですよ。」と、出来上がったつけ麺に、2日目に作った麺を合わせながらご満悦な様子の生徒さん。ラーメンの文化がまだしっかりと根付いていないその土地でなら、トロピカルなつけ麺も出来るのかも、と、ラーメン屋を開業されたら行ってみたいと思わせるようなスープでした。
また、とある方は「周りの店で化学調味料入れてない店は流行ってないんですよ。」と言いながら、出来上がったスープに化学調味料を足していきます。当社のラーメン学校の基本的なスタンスとしては、素材の味を活かしたスープの作成なのですが、化学調味料を入れたい方は勿論、入れながら味を合わせていってもらいます。しかし、なかなか味が決まらず、スープ合わせの最終日、土曜日にスープあわせをしながら、「焦ってきた……。」と言う生徒さん。もう残り時間も少なく、松原講師も付きっきりでスープの味を見出していきます。何度も何度も重ねられた試作。そして、ついに完成したスープは、素材の味を百パーセント引き出す、驚く程の味に仕上がっていました。「これだったら化学調味料がなくてもいけますね。」と、生徒さんから飛び出したのは、そんな言葉。「化学調味料いれないと、どうしても麺を入れると薄くなりがちやけど、薄くならない良いスープになったわ。」と、松原講師も、出来栄えに大満足。一緒に時間をかけて作り上げたスープは、感動も一際大きいものになりました。

 

忙しないラーメン学校。たまの息抜きのような時間に、松原講師ととある生徒さんは、こんな会話を交わしていました。
「実は正直、細かいところは社長の舌で合わすと聞いて、「これは駄目だよ。絶対同じスープは作れないって。」って、他の人と話してたんですよ。でもスープ合わせの1日目、一番最初に社長に合わせてもらった時に、出来上がったスープを飲んで、「Aさん!これなら大丈夫です。いけそうですよ!」って。」
本当に自分の求める方向性にいく事が出来るのか。それは、わざわざ香川まで、高いお金を払ってきている生徒さんたちの多くが抱いている心配です。この生徒さんもそんな心配を抱きながらスープ講義に臨んでいたんです。
「まったく同じ材料で、まったく同じスープが出来るわけじゃないんですよ。でも、ここの学校はそれで終わりじゃない。そこからどれだけ自分だけのオリジナルになれるか、自分が納得したスープになるかが勝負なんですよ。」
自分の納得したスープにならなければ意味がない。模倣ではなく、オリジナリティのあるスープでなければ意味がない。激化し続けるラーメン店の中で、生き残っていくためにどれだけのクオリティのスープが求められるのか。それに答えていくためには、常に進化し続け、常に応用力が求められます。毎月のラーメン学校で出来上がるのは、今までどこかにあったラーメンではなく、誰もが初めて食べるラーメン。それは、人間の繊細な舌でこそ実現するのかもしれません。

 

 日曜日は経営講義。そしてついに7月のラーメン学校にもお別れの時間が来てしまいました。6日間を共にした仲間は、元の県、国にばらばらになって去ってしまいます。しかし、そこからまた新しいスタートが始まります。この6日間が皆さんのこれからのラーメン人生により良いものをもたらしますように、と毎回お別れする生徒さんたちを見ながら、思わずにいられないスタッフなのでした。
 また何か分からない事などありましたら、お気軽にご連絡くださいね!皆様の元気な声を聞くのを楽しみにしております!

 
 
 
 
 
大和麺学校―うどん、そば、ラーメン
毎月、香川、東京で開催する讃岐うどん学校。 東京で毎月開催する、そば学校。 香川で毎月開催するラーメン学校。
繁盛店を作りたい。 未経験の方が失敗しない為にはどうするか? その全てを、繁盛店づくりの第1歩を真剣に、楽しく学べる。 開業を迷っておられる方々、既に店舗を経営して何十年のプロ、今まで包丁も握った事は無いがやる気はある方、様々な方々が参加されております。
 
 △ 参加者一人一人の「これがつくりたい!」というラーメンを一対一でトコトンサポート。 毎回真剣なスープ講習。
 
是非一度お越し下さい。
うどん、そば、ラーメン店の皆様、新規参入、独立開業をご検討されている方々、
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あなたの繁盛麺店づくりを本気で、トコトンお手伝いさせて頂きます。
 
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