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△1日目は慣れない機械に戸惑いながらも、2日目からはテキパキと進めていく生徒さん。教えあう姿もちらほらと。
△太さ、ストレート、パーマと、麺1つとっても好みは人それぞれ。切り刃も重要な脇役の1つです。
△ハンドカッターでのカットにも挑戦。この日様々に作られた麺が、スープあわせの日に彩を添えます。
△行者にんにくでの香味油。良いにんにくの香りでラーメンに華を添えてくれました。
△全員での作業は金曜日の午前で終わり。その日の午後からはそれぞれが追求するスープを作っていきます。
△見るからに辛そうな赤いラーメン。個性派の生徒さんが作るのは、やっぱり個性派ラーメンでした!
 
△つけ麺です。ラーメンばかり食べていると、野菜が欲しくなってくる。これからは栄養バランスも考えたメニュー作りをしなくてはいけません。
 
△最終日は経営講義。いつも飛び交う質問にちょっとだけ長引いてしまう、密度の濃い内容の講義です。
 
△最後は集合写真。撮った写真とコメントは、記録として壁に貼ってあります。本当に皆さんお疲れ様でした!
新しい小麦粉――硬質小麦

 あっと言う間に今月5月もラーメン学校が始まりました。ラーメン学校の初日だと言うのに、天気はどんより曇り気味。午後からは雨が降り出しましたが、そんな天気はなんのその。今回はなんと遥々北海道からの生徒さんも加えてのラーメン学校になりました。「やっぱり北国のオーラは凄い。」と、覇気タップリ、ユーモアたっぷりの北海道オーラ。他の方は、初日は無口で、今回は他の方はおとなしいのかな?と思っていると、1人は人脈の広い、北海道の方と一緒にテキパキと進める理論派、1人は途中怪我をしながらも持ち前の明るさと面倒見の良さで皆を助けてくれる関西オーラ、1人は場が静まると楽しい一言で盛り上げてくれるムードメーカー、1人は新規開業で、ラーメン屋の方からどんどん知識を吸収する素直さを持った方、1人は寡黙なトラックの運転手と思いきや、話してみると面白いなあ、と講師に言わしめた、個性派揃いでした。
 さて、今回も1日目、2日目と麺の講義から幕を開けます。机に座っての講義でしっかりと理論を理解して、実習に取り組む方式。こうしておけば、スムーズに頭に入ってきます。北海道の方は当社の機械のユーザーさんでもありました。日頃製麺をしていて疑問に思っていた事が、次々と質問に飛び出てきます。と、同時に、今回の参加者の方の中では当然最も製麺に詳しいのです。戸惑いながら作業をする他の生徒さんに、テキパキとやり方を教えながら、アドバイス、果ては機械の安全性のアピールで締めくくってくれました。「営業さんみたいですね。」と講師が横で笑っておりました。
 今回はたまたま新しく取り寄せたデュラム小麦(パンに使用するような、硬〜い小麦です)も試してみる事に。更に、塩を多めに入れた麺や、かん水を多く入れた昔ながらの中華そば風の麺も作ることに。「変な麺も作りましょうよ。どうせだったら大失敗してみたいから。」とチャレンジャー精神を発揮する生徒さんも。その言葉通りか、ミキシング途中の別の生徒さんが、首をかしげながら講師を呼びます。ミキサーを覗き込んで講師が、「これ、水が少なすぎますね。ちゃんと量りましたか?……はい、やりなおし。」と無情な一言。「いや、でも失敗は沢山した方がいいですからね。」と粉を量りなおす様子に思わず励ます生徒さんも。
「何か今回結構失敗が多いですねー。」と怖いことを呟くスタッフ。いえいえ、でもこれでしっかりと製麺実技は叩き込まれているはず!その証拠に段々と皆さん慣れてきたのか、ちゃんと綺麗な麺がいくつも箱に詰められました。良かった、とこっそり胸をなでおろす講師なのでした。

 
スープの良し悪しが決まる日

 さて、いよいよスープ取りの日がやってきました。この出来で、これからあわせていくスープの良し悪しが決まる重要な日です。「濃度がちゃんと上がるまではひたすら炊き続けます。焦げたらやり直しですからね。」と言う講師の一言に、朝から気合十分な生徒さんたち。何時にない手際の良さで、豚のロース骨、げん骨、鶏、と下処理を済ませ、洗っていきます。近頃は豚の頭も、予め業者さんから仕入れる時に目を抜いてもらっているので、作業もちょっと楽になりました。とはいえ、慣れない人にはなかなか視覚的に厳しいスープの日。でも、最初はおどおどしていた手つきも、終わりの方になってくるとどんどん上達して、1匹の処理もあっと言う間に終わるようになっています。この日こそ、ラーメン屋の大変さを実感する最たる日。実際にラーメン屋の厳しさ、難しさを体験してみてこそ、開業の難しさ、そして、面白さが分かるはず。
 今回のラーメン学校では、スープも焦げることなく綺麗に仕上がりました。香味油、元だれも作って、明日に備えます。さて、このスープたちが明日はどんなラーメンになるのでしょうか。

 
決まらない 決まる

 いよいよ大詰め、スープ合わせの日がやってきました。金、土と二日間は、皆さん1人1人が自分だけのオリジナルスープのため、個々で作業をしていきます。土曜の午後からは、以前学校に参加されていた生徒さんも増えての講義となりました。
 午前中は味噌だれ、昨夜に仕込みをした魚介スープの炊き込み、魚介系の塩だれから、大阪から遠路はるばるいらっしゃった節業者さんの講義も、とハードスケジュール。そして、いよいよ午後からは校長も加わり、それぞれのスープを追求していくことになるのです。
 そしてこのラーメン学校のため、地元の食材や元だれを送ってきた生徒さんもいました。事前の打ち合わせで、「地元の食材を実際に使ってみないと分からないこともある。」との社長の言葉に、沢山の食材が送られてきました。実際に、送られてきた行者にんにくも使って香味油も作りました。地元の素材、そして天然の素材に拘るラーメン屋を営む方で、無添加のこだわりを持った当社の校長と話し、展示会で「是非来たい」と仰ってくださったそうなのです。ですが、5月のラーメン学校はすでにいっぱい。何ヶ月か先まで待たなければならない状況でした。そんな時、ぎりぎりになって1名のキャンセル。偶然にも、本当に直前になって来ることが決まったのです。「これも縁ですよね。」と仰る、本当ならこのメンバーにはいなかったはずの生徒さん。本当に、人の縁って不思議です。

 さて今回も、鶏と魚介を利かせたスープを希望する生徒さん、味噌ラーメンの味を追及する生徒さん、と味の追及は人それぞれ。作った唐辛子麺とあわせて、見るからに激辛ラーメンを作る生徒さんも。スープができた段階では、一口食べただけでギブアップするスタッフも出る中、麺も合わせて、校長が一口食べて、「いや、このくらいならいけますよ。」と涼しい顔。このくらいの見た目、味のインパクトも面白いかなあとにこにこする生徒さんでした。
ですが、さらっと決まり、別のスープにチャレンジする生徒さんもいれば、全然決まらず、苦しい思いをする生徒さんも勿論いらっしゃいます。何度作ってもうまくいかず、何度も何度も社長や講師と話し合いながら試作にふける生徒さん。スープあわせ1日目のために用意した丸鶏のスープもなくなり、明日のためにとっておいたスープも使いながら、気づけば夜の3時。「もう今回は諦めてるから。」と言いながらも、仲間達の応援も受けながら、厳しい顔で頑張る生徒さん。何度も何度も作っては捨てられていくスープ。その日は結局決まることなく、ホテルへ戻っていったのでした。
そして、いよいよ最終日。その日は朝から皆懸命にスープに打ち込みます。「どんなに悩んでても、次の日にはあっさり決まったりする。」と言うのは、講師松原のいつも言う言葉。果たして本当にちゃんと完成するのかな?と不安に思っていましたが、お昼を過ぎる頃には、なんとか目処が付いていた様子。昨日もずっと悩んでいた生徒さんも、綺麗な一品を仕上げることができました!最後は皆で盛付まで完成させて、全員が何とかラーメンを完成させる事が出来ました。最後の繁盛店案内では、大盛り上がりの生徒さんたち。またこのメンバーで会える日が来るといいなと思う、講師とスタッフ、そして生徒さんたちでした。

 

 こうして今月のラーメン学校も幕を閉じました。今回は夜中まで本当に皆様お疲れ様でした!掃除もいつも以上に細かくして頂いて、講師も感激しておりました。また何か困ったことがあったら、ご遠慮なく連絡くださいね!皆様の元気な声を聴けるのを楽しみにしております。

 
生徒さんの声を一部紹介!

「先生から教えてもらうのは当たり前なんだけど、ここにはラーメン屋さんしてる人が来てるから、その人たちに現場の話を聞かせてもらったりできて良かった。今までは本とか人からの話とか、地に足の付かない情報しかなかったから。」

「一緒に入ってきた人も経験者も多くてメンバーにも恵まれた。学校っていうとある程度いいことしか聞けないと思ってたけど、経験者の生の声も聞けた。来てみてよかった。」

想像以上のものを持って帰れた。」

「商売してる人間は自分のことしか見えてないけど、こういう所にくると色んな事を考えるアイテムやヒントを教えてもらえる。」

「色んな実験が出来たことと、無化調のレベルを高めることが出来た。」

「今回のメンバーが良い人だった。再度勉強できて、無化調のラーメンの勉強をして、家族や子供に食べさせても安心できるラーメンが出来た。」

 

 
 
 
 
 
大和麺学校―うどん、そば、ラーメン
毎月、香川、東京で開催する讃岐うどん学校。 東京で毎月開催する、そば学校。 香川で毎月開催するラーメン学校。
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 △ 参加者一人一人の「これがつくりたい!」というラーメンを一対一でトコトンサポート。 毎回真剣なスープ講習。
 
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