9月22日(月) 手練り
9月22日(月) 手練り

今日も、バンクーバーに出店予定のお客様と一緒に、カナダの小麦粉を使用して製麺の試作を重ねました。500グラムから1キロ位の量をミキシングするのですが、このような少量では、ミキサーにかけ難いため1回1回、手練りでテストしていきました。ミキサーにかける時も、手練りの時も手順は全く同じです。まず粉と水を計量し、粉をふるいにかけます。
次に水を計って、約3分の2を先程ふるいに掛けた粉に、一気に混ぜ合わせます。これは、練り時間としては、2〜3分間ですが、この間に水が全体に満遍なく均等にいきわたるようにボールの中で円を描くように、かき混ぜながら手早く仕上げます。このときに、大きなだまが出来た場合は両手で揉みながらつぶしていきます。この段階で粉が、パン粉のような状態でさらさらでふんわりした感じに仕上がっていれば理想的です。
此処まで完成しましたら、残りの3分の1の水を最適加水を見定めながら入れていきます。この時も、先ほどと同じように均等に水が行き渡るように注意して混ぜていきます。が、最初のミキシングのときに生地はフレーク状に仕上がっておりますので、後からの加水は、1回目より生地に馴染み易くなっています。謂わば、最初の3分2の水が呼び水になっているのです。
もう一度、手早く練りこんで、通常であれば、ゴルフ?ボールのような大きさに仕上げていきます。これで、手練りでも機械と同じ位の大きさの生地が完成します。最後にあまり力を加えずに、生地を一つにまとめて寝かせます。ここまでで、ミキシングの工程は終わりです。


それから、今日は小倉出張の際に九州で好まれている、ふわふわうどん(九州で好まれる柔らかいうどん)を試作して欲しいと、お客様からのご依頼が有りましたので、これも作ってみました。
柔らかいうどんと言う事で、間違ってでんぷんを入れる方が居られますが、でんぷんを入ると老化が?早くなって九州風の柔らかさはなかなか出ません。むしろ、でんぷんは、一切入れずに生地を鍛えないでしっかり寝かせます。今日は、これも手練りで作ったのですが、当社の営業管理の人達は今までこのタイプのうどんを食べた事が無かったので、皆に試食をしてもらいました。
結果は、讃岐うどんとは全く違うが、意外においしいと言う意見が大半でした。


この後、当社のうどん店へ行と営業管理の勝主任が研修中でした。今まで、うどん店には、入ったことが無く戸惑いも有ったようですが、とてもよい経験になったとの報告を受けて居ります。
このように、当社の全員が亀城庵研修を体験し仕事の上に活用してくれたらと期待しております。


製麺機を販売するにしても、まず実際に、うどん店に入り現場を理解した上で、お客様にご説明する。どんなにデスクの上で勉強してもこのうどん店の1日には、及ばないと思います。エプロンをし、長靴を履いて、熱気の中、立ちっぱなしで戦争のような厨房に入り、如何に美味しいうどんを手早く綺麗にお客さまにお出しするか・・・・・。お客様の苦労がほんの一部でも実感できるはずです。当社のうどん店に入れば、素人にも容赦は有りません。研修する側、される側皆真剣です。
勝主任ご苦労様でした。そして、今まで、研修に入った営業管理の人達、また、受け入れてくれた亀城庵のスタッフもご苦労様です。これから、研修に入ろうとしている人達も、是非これを体験して次のステップに役立ててください。