7月15日(火) 大阪展示会 三日目
7月15日(火) 大阪展示会 三日目
本日の展示会では珍しく地粉(そこの土地で採れた小麦)を持って来られたお客様がいらっしゃいました。
国産小麦での製麺実習です。
最近までは国産小麦の場合は品質が安定しないことが多かったのですが、最近では品質も安定しています。

坂出駅の亀城庵でもオーストラリアのASWではなく、2年半前の開業以来、ずっと国内産小麦100%でやっています。亀城庵で使っている小麦は北海道産と九州産小麦粉のブレンドです。
国産小麦とASWの違いは一般的に、国産小麦の方が小麦の旨み、小麦の味が強いようです。味、食感は国内産小麦が優しい食感に対して、ASWの方がメリハリの利いたハッキリした食感です。
色はASWの方が黄色で、国内産小麦の方が少し灰色かかってくすんでいる場合が多く、加水もASWの方が沢山入ります。

うどんの食感は硬さと粘り強さのバランスです。さぬきうどんは硬さも硬く、粘り強いのが特徴です。硬さは基本的には小麦粉に含まれるタンパク質の量で決まります。硬い麺には沢山のタンパク質が含まれます。さぬきうどんに適した小麦粉はタンパク質量が9%程度です。東京、大阪地区で平均的に好まれる硬すぎない、柔らか過ぎないうどんの場合は8.5%程度です。これはASWの平均的なタンパク質量に相当します。最も柔らかい麺を好むのは九州地区でこの場合は約8%です。この様に地方によって好まれる麺質が異なり、タンパク質量も異なってきます。


 
麺の食感・相関図
 
 
今回、お客様の持ってこられた小麦を使っての試作もしてみました。
 
この日は展示会が終わるのを営業管理の女性たちが待ちに待っていました。
展示会が終われば、今日はキューバ料理の店です。

店舗の外装、内装も素晴らしく、出てくる料理も初めての料理が多く、興奮と感動しながら、楽しい大阪展示会での最後の夜を楽しみました。

展示会は4日間通して、準備から撤去まで大変な作業が伴いますが、行く地方ごとの珍しい店舗、繁盛店視察が私たちのビジネスにとって、大きなノウハウの構築になります。麺専門店の繁盛ノウハウの構築には、麺専門店を見るより、成功している異業種を見た方がはるかに参考になります。
 
大阪展示会最後の夜はキューバ料理です。出てくるものすべてが見た目も新鮮で楽しい食事となり、大変刺激的な夕食となりました。