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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「認識ギャップ、コンテナー船の例、小さなイノベーション」

一昨日はシンガポールに到着し、現地料理の夕食後、松原先生の誕生日をスタッフたちとお祝いしました。昨日からラーメン学校も始まりました。

本日のテーマは「自己批判」です。

来週10日(日)から12日(火)までの3日間、新潟の新潟卸センターで、1年ぶりののパワーアップ・イベントを開催し、私のセミナーも現在の時流に合わせ、多くの方の悩みである、次の3つ(①麺専門店の事業計画書作成&物件選び&レイアウト作成のポイント大公開!、②これであなたも悩まない、究極の人手不足解決法はこれだ!、③究極の売上対策!)を用意しました。
http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2994

一昨日からシンガポールに来ていますが、昨日は8時にホテルを出発し、学校に到着すると、カナダのカルガリーから最初の生徒さんが到着しており、暫くすると2人めの生徒さんが同じカナダのカルガリーから到着したのです。

2人共、中国系カナダ人で、車で10分くらいの距離に住んでいるのですが、当社のラーメン学校に参加するまではお互いに知らなかったそうです。

そして3人目の生徒さんがシアトルから先週、当社に来た女性の生徒さんで、今回はラーメン学校開校以来初めの人数が少ない学校で、生徒さんたちは、個別授業を受けるような状態で、今後はあり得ないと思いますが、今回の生徒さんは非常にラッキーな生徒さんたちです。

昨日も同行のスタッフが教えてくれたのですが、シンガポールのチャンギ空港が世界で一番便利な空港だそうで、海外に住んでいる日本人も、これからは日本の麺学校に参加するよりも、シンガポールの麺学校に参加した方が何かと便利ではないかと思います。

但し、授業は基本的に英語ですが、日本人スタッフが必ずいるので、日本語も通じるのです。

今回は生徒さんの数が少ないので、当社のスタッフたちもこれからの海外でのラーメン学校の講義内容のチェックに役立ち、この様に生徒さんの少ない学校は、私を含め、講師たちのレベルを上げるための、格好のチャンスなのです。

また、生徒さんの数が少ないので、昨日は授業終了後にシンガポールの当社のユーザー様の繁盛店「三宝亭」へ夕食を兼ねて、生徒さんたちと一緒に研修に行ったのですが、このようなことが出来るのも、人数が少なかったためで、「三宝亭」は夜は居酒屋のようになっているので、サイドメニューも多く、海外でラーメン店を展開する生徒さんたちのたいへんな参考になったはずです。

それでは、昨日からの当社の価値感の2つ目の自己批判について考察を重ねていきますが、今までの日本にない文化なので、当社の社内に馴染むようになるには、少し時間がかかると思います。

自己否定の反対語は自慢、慢心、うぬぼれで、人はたいへんな苦しい時期には、簡単に自己否定でき、自己否定をし過ぎる傾向にあるのですが、問題は上手くいっている時期で、ビジネス経験の浅い人ほど、上手くいっている時期に有頂天になり、これから先もこのような上手くいくことが永遠に続くと勘違いしてしまい、墓穴を掘ってしまい、取り返しのつかない状態に陥ってしまうのです。

今回、台湾の企業に身売りをしたシャープにしても、9年前の2007年までの業績は常に右肩上がりの最高の業績をずっと維持していた優良企業であり、他の同業他社からは羨望のまなざしで見られていた企業だったのです。

だから、上手くいっている時期がずっと続いていた企業であり、同じ電機業界では、以前はソニーは学生が最も勤務したい企業であったのですが、現在は見る影もない状態になっているのです。

この様に、企業は業績の良かった時期の後は、必ずといって良いくらいに厳しい冬の時期を迎えるのは、リーマンショックのような外部環境のせいではなく、どうも内部の問題があるということなのです。

外部環境の急激な変化ではなく、内部の規律(DNA)が薄れたり、なくなったり、内部環境の変化によって企業は強みを急速に失っているのです。

最近の日本の大企業を見ていても、電機メーカーのほとんどは同じような状態に陥ったのに比較して、自動車メーカーの方が健全な会社が多いのは、このような内部の規律が、自動車メーカーの方が取れているような気がします。

また同時に、マズローの5段階の欲求説の第4段階の自己の尊厳欲求に反するのが自己批判の精神なので、われわれ人間にとっては人間の欲求説に反することである、自己批判は一番難しいことであるのです。

だから、感情的には、受け入れにくくとも理性で受け入れる他はなく、物事を常に冷静かつ理性的に受け止め、感情を抑えて自己批判を行う必要があるのです。

自己批判は思想、品格、素質、技能を革新する優れたツールであることが分かっているので、自己批判を続けることは自己改革の素晴らしいツールになり、続けていくことで、いつしか自分自身を改革することが出来ているのです。

1週間で1%の進化、或いは1日で1%の進化を成し遂げようと決意したら、一番の近道は自己批判を日々、繰り返すことであったのです。

自己批判と最も相性の良いのは瞑想で、日々、20分以上の瞑想を通じて、自己批判がいつしか自分自身の習慣になれば、自己改革がどんどん進化していくことと思います。

丁度1年前の昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

2.「認識ギャップ」

「コンテナー船の例」

ある産業や社会的部門の内部の人たちがものごとを見誤り、従って現実について誤った認識を持っているとき、当然、その努力は間違った方向に向かい、成果を期待出来ない分野に努力を集中してしまうのですが、そのとき、それに気づき利用する者にとって、イノベーションの機会となる認識ギャップが存在し、その良い例が、今日の世界貿易の担い手たるコンテナー船なのです。

今から65年前の1950年代初め、貨物船は死滅すべき運命にあるとされていて、1次産品のばら積み以外は、航空機にとって代わられると予測されていて、海上輸送費は急速に上昇し、港での貨物の滞留がひどくなるにつれ、ますます時間がかかる様になったので、船は沖合で待機させられ、貨物はますます滞り、盗みの被害は増大し、主たる原因は、海運業界が長年にわたり、成果を期待出来ない課題に力を入れていたことにあり、彼らは船舶の高速化、省エネ化、省力化に力を入れていて、海上、すなわち港と港の間で経済性を追求していたのです。

船舶は資本財であり、あらゆる資本財にとって、最大のコスト要因は遊休時間で、その間、利益を生まないものに対し、金利を払わされるので、海運業界で働く者はすべて、貨物船の最大のコストが金利であることを知っていたのですが、彼らはすでにかなり低くなっているコスト、すなわち、海上にあって稼働状態にある船舶のコスト低減に力を入れ続けたのですが、問題の解決は、積み込みと輸送の分離という簡単なことであり、空間が充分にあり、事前に作業が出来る陸上で積み込みを行なっておき、後は入港した船に載せるだけのことだったのです。

それは船舶の稼働時だけでなく、遊休時のコストの削減に努力を集中することであり、それがコンテナー船であり、この簡単なイノベーションの結果は目を見張るものがあり、その後、30年間において、海上輸送は5倍に伸び、輸送コストは60%削減され、船が港に停泊する時間も4分の3に削減され、港の混雑や盗みも減少したのです。

以上の事実がわれわれに教えてくれるものは、部分だけを見るのではなく、全体を見通す視点を持つことが大切で、全体を見れば、以上の課題は簡単に分かるのです。

私もサラリーマン時代は船の設計もしていたのですが、そのころはタンカーの全盛時代であり、タンカーの場合はポンプで積み荷のオイルを圧送するので、このようなことに疑問を持ったことはなく、その後、コンテナー船が出現し、コンテナー船の時代になったころには、私は既に造船設計を離れていました。

私の造船設計の時代も、燃料消費の少ない省エネ船等がテーマであり、抵抗の少ない船型の研究が主で、港での荷物の積み下ろしの高速化については、それほど、大きな課題ではなく、船だけの問題として捉えるか、輸送システム全体の問題として捉えるかによって、解決のアプローチはぜんぜん違ったものになり、今回の課題でも、船だけの課題として捉えると、運行時における高速化しか課題にならないのですが、システム全体の課題として捉えると、長い停泊時間がもっと大きな課題であり、荷物の積み下ろしに大きな時間を取られていることが分かり、そちらに目を向けることにより、大きなイノベーションの機会を見つけることが出来たのであり、部分最適を目指すか、全体最適を目指すかの差でもあるのです。

われわれのビジネスもまったく同じであり、当社の場合は製麺機だけの問題として捉えるか、麺専門店全体の問題として捉えるかによって、解決しなければいけない本当の課題がまったく異なり、要するに、システム全体を高い視座で見るか、低い視座で見るかによって、見える世界がまったく異なってくるので、常に高い視座でものごとを見ることが大切であると教えてくれているのです。

当社もお客さまの問題を製麺機だけの問題と捉えずに、使命を麺専門店繁盛支援会社と明確にし、お客さまの繁盛が当社の使命であるとしたので、麺学校で生徒さんに麺、だし、トッピング等の実技だけでなく、マネッジメントに注力し、生徒さんたちを麺専門店の経営者になれるように指導してきたのです。

以上のことは、うどん蕎麦店、ラーメン店にとっても、同じことで、今までのうどん蕎麦店、ラーメン店の店主は、客席回転率を上げれば上げるほど、売上が上がると信じて、回転率が上げるためにサラリーマンを対象にし、女性客が入店すれば、長居するので嫌がっていたのですが、既に20年前の1995年に生産年齢人口はピークを打ち、サラリーマンの数は減少を続け、ピークより12%以上も減少しているのと、サラリーマンの小遣いが半減し、昼食に十分な支出が出来なくなっているのです。

従って、サラリーマンを対象にしている店は、業績を落としている場合が多く、これからは、シニアと女性客を対象にした方が、可能性が高いことを理解している店主は非常に少ないのが麺専門店業界の課題です。

年間のうどん蕎麦店の新規開業者数は約2千店余り、ラーメン店は約3千店で合計5千店余りですが、当社の麺學校の卒業生が年間約350名で、そのうち、開業に至るのは約3分の1の約120名程度なので、年間の開業者のうち、当社の麺學校を卒業して開業する人たちの比率は、2%余りなのです。

年間約5千名余りの新規開業者のうち、当社の麺學校卒業生はわずか120名程度しかいないので、この比率を上げることが失敗者をより少なくするための大きなポイントで、こんなに大きな差があるのは、大半の新規開業者の麺学校に対する認識のギャップであり、麺学校の大切さの理解がなされていないので、このギャップを埋めるのが、当社の課題なのです。

「小さなイノベーション」

認識ギャップは、先のコンテナー船の事例のように、間違った方向への真剣な努力が事態を改善せず、むしろ悪化させ、船舶の高速化が港の混雑と海上輸送の一層の遅れをもたらすような時には、その努力の方向性が間違っていることが多く、そのような時には、単に成果が上がることだけに力を入れるだけで、大きな成果が得られ、事実、認識ギャップを利用するために華々しいイノベーションを必要とすることはあまりなく、海上貨物の輸送と積み込みの分離にしても、トラックや倉庫について行っていたことを応用したに過ぎないのであり、認識ギャップは、産業や社会的部門全体について見られる現象であるのです。

その解決策は、通常、的を絞った単純で小さなイノベーションを行なうことであり、認識ギャップにおいて、本当の課題はお客さまとの価値観が共有出来ていても、努力の方向性が間違っている場合が多く、例えば、先ほどのコンテナー船の場合でも、お客さまの価値観はコストの高くない、迅速な荷物の配送であり、造船所も船の運航会社もそれに向かって、出来る範囲の努力を行なってきたのですが、ほとんどの関係者はコンテナー船にすれば良いと見抜けなかったのです。

また、コンテナー船の場合、港湾の荷役設備に大きな投資が必要であり、現在は香港とかシンガポールでは巨大な港湾設備が備わっているのですが、あの状態まで持っていくことが最初は構想出来なかったのだと思います。

麺専門店に来店されるほとんどのお客さまは、美味しい麺料理を高すぎない、妥当な価格で食べたいと思っているはずですが、お店の店主はこれについて、新しいアプローチを取ろうとしないで、昔ながらのやり方を買えようとしていないので、手打ちに負けない、驚くような美味しい麺料理を、比較的低価格で提供出来る仕組みが出来ているのですが、それを取り入れようとしていないのです。

コンテナー船の技術は以前から、トラック市場ではあったのですが、貨物船市場に導入されるのが遅くなったのと同じで、一部のその技術を利用した人だけが、多くのお客さまを集めて繁栄し、今の時代は、技術面は大変進化しているので、それを利用しようと思えばいくらでも出来るのに、利用していない人が余りにも多く、成功する人とそうでない人の差は、世の中の動きに注意しているかどうかが、非常に大きいのです。

一昨日のシンガポールへ到着した日は、ホテル近くにあるショッピングセンターのフードコートで現地料理の夕食を取った後、松原先生の誕生日であったので、ささやかなお祝いをスタッフたちと一緒に行ないました。

昨日からラーメン学校が始まり、私のマネッジメントの説明の後、製麺実習と元ダレ作りの指導が行なわれました。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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