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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「人口構造の変化に着目する(第5の機会)、人口構造の変化、ドラッカー式の人口動態分析」

本社の夜景

 本日のテーマは「人手不足の解消方法」です。


今朝、当社の総務のスタッフに自宅から会社まで、送って貰う途中で、牛乳屋の話になり、牛乳配達も近年なくなったビジネスのひとつです。

私の自宅は、昔から親爺夫婦の仲人をしてくれた先が牛乳配達をしていたので、お袋は、最近までずっとそこから牛乳を取っていたのですが、その配達所が最近廃業したので、取るのを止めたのです。

昔、栄えていたビジネスの多くがなくなったり、衰退してしまったのは周りに幾らでもあり、そのせいで、街の形が変わってしまい、私が住んでいる坂出市の昔栄えた商店街も今は見る影がないのです。

最近、香川県は人口統計を発表していましたが、前回と今回の国勢調査の間の4年で、100万人の人口が2万人強、減少してしまったのです。

ほとんどの市町村は人口減なのですが、香川県で人口が増えている市町村は、3つあり、そのうちのひとつが当社の本社を置く、宇多津町で、宇多津町は、坂出市より人口が少ないのですが、若い人が多く、町自体に活気があります

同じ香川県にある町ですが、坂出市と宇多津町は、町の雰囲気がかなり違っていて、大げさに言えば、シンガポールと日本のような違いを感じます。

そして、日本全体が人口減に見舞われ、沈滞して行く中で、これからの日本国内で、ビジネスを成功していこうとすると、人口減で縮小する環境を活用したビジネスを行なうことは欠かせないのです。

人口減の中でも唯一、大きく増加しているのは、高齢者人口で、特に私と同世代の団塊の世代が最も多く、ビジネスのニーズを大きく引っ張っているのは、この世代で、過去も私の世代が、さまざまなビジネスをけん引してきたのです。

そして、高齢者が増えることで、新たに発生するニーズはたくさんあり、介護等の後ろ向きなビジネスだけでなく、元気な団塊の世代がまだまだ残った人生をかけて活躍出来るビジネスを作り出すのも、当社の役目であり、これからの日本にとって、非常に意味のあることだと思っています

私もお蔭で、朝から瞑想、ウオーキング、筋トレ、そして仕事に熱心に取り組んでいて、毎日、楽しく過ごせているのですが、ほとんどの同級生はすでに企業をリタイアして、のんびりした生活を送っています。

ところが、私が最近読んだ書籍「BOLD」には、面白い記述があります。

「法則10」試練がないときは、自らつくれ

人間は試練を好むようにできている。
だから最高のパフォーマンスができるフロー状態は、居心地の良い状態を出て、能力を最大限生かして限界に挑んでいるときに生じるのだ。
その証拠に、アーリーリタイア(早期退職)と早死にには有意な相関が見られる。
イギリス医療ジャーナルの2005年のレポートによると、55歳で引退する人は65歳で引退する人と比べて、退職から10年以内に死亡する確率が89%高いという。
長生きするためには、生き生きとした毎日を送らなければならない。

現在の日本において、女性の平均寿命はほぼ90歳に近づいていて、平均寿命が現在においてほぼ90歳なので、われわれ以降がその時代に近づくと、100歳まで生きるのは、当たり前の時代になります。

過去、定年は60歳でしたが、定年が60歳であれば、国家予算の中に占める医療費の負担が出来ず、この先、定年が実質的に70歳になるのは目に見えているのです。

すると、元気で活き活きした60歳以降の人生を生きるために、或いは、日本の国として、国を活性化するためにも、ある程度の年齢の人たちに、もっと頑張って貰うほかはないのです。

60歳を過ぎても、70歳を超えても、或いは、80歳を超えても、90歳を超えても、元気で活躍出来ることは、その人の人生をどれだけ有意義なものにするか分からないのです。

60歳を超えても、40歳代の若さ、70歳を超えても、50歳代の若さ、80歳を超えても、60歳代の精神的、体力的な若さを保つことが出来れば、人生を2倍、3倍に生きることが出来るのです。

江戸時代末期、或いは、明治初期の日本人の平均寿命は39歳くらいと言われていますが、人生、100歳になろうとしている今、われわれは考え方を変えてしまわねばならないのです。

毎朝ウオーキングしていると、私に近い年齢の人たちにたくさん会いますが、ほとんどの人たちは、ゆっくりした老後を楽しんで、毎朝散歩していると思います。

あの人たちに、無理をしない範囲で、仕事に取り組んで貰えば、労働人口を増やし、充実した日々を送ることに役立つのです。

そのような仕事は、麺ビジネスの中には、たくさんあり、そのような人材の活用こそ、これからのわれわれの大きな課題であるのです。

今週の本社での経営講義は、土日、16、17日の両日、開催します。

まだ、ご参加されていない新規開業希望者の方は、取り敢えず、経営講義だけでも参加されると、大きなリスクヘッジになるはずです。

昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

第7章 人口構造の変化に着目する-第5の機会

予期せぬ成功や失敗、ギャップの存在、ニーズの存在、産業構造の変化などのイノベーションの機会は、企業や産業、あるいは市場の内部に現れ、もちろん、経済、社会、知識など、産業や市場の外部における変化が、原因であることもありますが、それらのイノベーションの機会が現れるのは、あくまでも産業や市場の内部においてなのです。

これに対し、以下の3つのように、産業や市場の外部に現れるイノベーションの機会があるのです。

(1)人口構造の変化
(2)認識の変化
(3)新しい知識

これらの変化は、社会的、形而上的、政治的、知的な世界における変化であるのです。

(1)人口構造の変化

産業や市場の外部における変化のうち、人ロの増減や年齢構成、雇用や教育水準、所得など人口構造の変化ほど明白なものはなく、いずれも見誤りようがなく、それらの変化がもたらすものは、予測が最も容易であり、しかも、リードタイムまで明らかであり、2015年におけるアメリカの労働力は、すでに生まれ、成人している人たちだけなのです。(ただし、これから15年後のアメリカの労働力の少なからざる部分は、今日メキシコの寒村に住んでいる子供たちかもしれないのですが。)

2040年に退職年齢に達する人たちはすべて、現在すでに労働力となっている人たちだけで、しかも多くの場合、現在と同じ職種で働いているはずであり、さらに、現在20代の前半から半ばの人たちが働く、今後40年間の職種も、これまで彼らが受けた教育によりほぼ規定されていて、;:¥たとえばアメリカの10代の女性は安い靴をたくさん買い、耐久性ではなく、ファッション性を基準にするのですが、同じ女性が、10年後にはあまり靴を買わなくなり、17歳頃の2割程度に減り、ファッション性は重要ではなくなり、履き心地や耐久性が基準になるのです。

先進国では、60代、70代の退職後間もない人たちが、旅行や保養の市場において中心的な世代となり、ところが10年後には、この同じ人たちが、高齢者コミュニティや老人ホーム、あるいは(金のかかる)介護施設の客となり、共働き夫婦には、金はあるが時間がなく、彼らはそのようなライフスタイルで、消費生活をするので、ネット通販等に購買を頼ったりし、若いときに高等教育、とくに高度の技術の教育を受けた人たちとか、自由業の人たちは、卒業の10年後、20年後には、高度の再教育コースの受講者となり、高等教育を受けた人たちは、主として知識労働者になるのです。

1955年以降の乳幼児死亡率の激減によってもたらされた、第3世界における若者の増大や、末熟練工や半熟練工にしかなれない若者を大量に抱える低賃金国との競争が存在しないと仮定しても、欧米や日本などの先進国は、オートメ化せざるを得ず、少子化と教育水準の向上という人口構造の変化だけを見ても、先進国の製造業における伝統的なブルー・カラーの雇用が、2010年までの間に1970年当時の3分の1以下に減少することは、ほぼまちがいないのです。(しかし、オートメ化の結果、製造業における生産性は3倍ないし4倍に増加するのです。)

次に人口動態の問題に面白い指摘をしている書籍「ピータードラッカーのマーケターの罪と罰」より、以下の文章を抜粋します。

ドラッカーは、人口動態の変化は動きが遅く、現実的に懸念を抱くには意味を持たないように見えることが問題だと考え、マーケターは継続的な成長を前提とし、マーケティングその他の計画に、大間違いであることがはっきりしているデータを組み込むことになるのを懸念していた。

ドラッカーは、実は比較的簡単な分析を行う手間をいとわない人々にとって、これはチャンスだと考えましたが、あらゆる意思決定者(マーケター、ビジネスピープル、公務員、政府の政策立案者など)は、人口動態の変化は重要性を持つにはペースが遅すぎると考えるのですが、分析を行い、その結果を利用する願望とノウハウを持つ人にとっては、人口動態の変化は大きな機会になり、
このチャンスは2つの単純な事実によってもたらされるのです。

① 人口動態の変化の基になる出来事は既に起きており、大抵の場合、よく知られているということ。

②こうした出来事が起きてから人口動態に変化が生じるまでのリードタイムもよく知られているということ。

「ドラッカー式の人口動態分析」

言うまでもなく、ドラッカー式の人口動態の分析もやはり、人口統計から始まるのですが、この分析では、人口の絶対数は最も重要性の低い数字で、ドラッカーは絶対数よりも年齢分布の方がはるかに重要だと指摘し、ドラッカーは我々にこう考えろと言っていた。
「今何が起きているのか、そして、それは人口にどんな影響を及ぼすのか。」

すべてのマーケターが計画の中で検討すべき材料としては次の通りです。

①先進国世界における出生率の急低下
②可処分所得の分配の変化
③組織内における成果の新たな定義
④グローバルな競争力
⑤経済のグローバル化と政治の分裂のズレの拡大

これらは皆、ドラッカー式の人口動態分析を使って構築された理論で、窓の外を見て、既に起きたことを観察し、それが人口統計上持つ意味を考えるのです。

1946年に始まったベビーブームは、乳児期、幼児期に必要となる玩具とベビー用品の需要が増えることを意味し、育児に関する情報を求める母親が多くなることも意味したのです。

そう考えると、小児科医のベンジャミン・スポック医師がベビーブームの始まった年に出版した『Baby and Child Care(邦題・スポック博士の育児書)』が
史上最大のベストセラーの1つになったのは、良く理解出来るのです。

その15年後、新たな「恐るべきティーンエージャー」になったベビーブーマーが、1960年代に社会的激変をもたらし、この世代が21世紀を迎え、高齢者になることは、様々な結果をもたらすが、特に医療とヘルスケア製品に対する需要増大を意味し、医療などに対する需要は、ベビーブーム世代の高齢化と並行して急激な伸びを示すのです

マーケターが人口動態を分析し、適用する従来のプロセスは、人口をグループ分けし、プロファイルを描き、分析結果を計画と戦略に適用することで、これに対してドラッカーのプロセスは、既に起きた出来事を観察し、その結果生じる現象について論理的な結論を導き出し、それを知ることによる競争優位にチャンスを見いだすのです。

ドラッカー式のプロセスにより、セグメントの区分けや構成員のプロファイル構築などの必要性がなくなるわけではないのですが、将来のマーケティング環境に何が存在するのか知っている企業は、大きな優位性を得られるのです。

ドラッカーは市場で将来何が起きるかを発見したところで、マーケターの仕事が終わらないことも熟知し、マーケターは分析した人口動態と年齢層のニーズやウォンツ、期待の価値を見極めなければならないとしたのです。

画像は、本社の夜景です。

2階は大和の事務所、3階は讃匠の事務所と食堂があり、毎晩遅くまで、スタッフたちが、仕事に取り組んでいます

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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