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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「5つの前提と3つの条件、ニーズの理解、知識の入手可能性、使い方との一致」

 地元のTV局の取材にて

本日のテーマは「経営講義は、新規開業のリスクヘッジ」です。

昨日は、突然、新規開業希望のお客さまがスタッフを訪ねて来社し、私がたまたま本社にいたので、スタッフと一緒に対応したのです。

当社のスタッフは、本日の営業会議で本社に来ていたドリームスタジオ勤務のスタッフで、いい機会なので、私の応対方法を見せるためにも、同席をしたのです。

そのお客さまは、今から新規にうどん店か、ラーメン店の開業希望者で、私のフェイスブックも日々念入りにチェックし、私が驚くくらい、詳細に読んでいて、私が過去、フェイスブックに書いた内容から、私が相当厳しく、難しく、分別を余りわきまえない人であると思っていたようです。

だから、そのお客さまは初めから、私と面会するつもりはなく、2階の総務の前で見たことのないお客さまがうろうろしている姿を見かけて、私が声をかけた時は、驚いていたのです。

私はお客さまが本社に尋ねてきてくれている場合、少なくとも私が在社していれば、挨拶するのは当然だと思っているので、ご挨拶をしたのですが、そのお客さまは、私と面会するつもりはなかったので、驚いていたのかも知れません。

私は、フェイスブックを毎日書いているのですが、書いている目的は、当社のスタッフの人たち宛てのメッセージであり、もう1つは、麺学校の生徒さんへの参考、或いはユーザーさまへの参考のために書いているので、私を知らない外部の方から見れば、相当違和感のある内容になっているのかも知れないと、改めて、感じたのです。

これから、開業しようとしている人がこんなに熱心に読んでいるとは知らずに、また、そのような捉え方はするとは思わずに、書いていたのです。

私の場合、毎日、フェイスブックを書いているのは、もともとは、自分自身の考えをまとめるチャンスだと思い、また、フェイスブックに毎日書くことを義務付けることにより、自分自身を逃げられないように縛っているのです。

もし、何か面白いアイデアが浮かんだときだけ書くようにすれば、本当は非常に楽なのですが、それでは思考のレベルを上げ続けることが出来ないと思い、自分自身にチャレンジしている側面もあり、毎日、フェイスブックを書き続けることで、アイデアの発想力を上げ続けるためにも書いているのです。

しかし、昨日のお客さまのお蔭で、私のフェイスブックについて、書いている私の想定していない理解の仕方をしている人がいることが分かり、たいへんな参考になりました。

もし、昨日のお客さまが来られて、お会いしていなかったら、このようなことも分からずに、以前と同じような内容で、社内スタッフとか、麺学校の生徒さん宛てに書くような内容で、書き続けているかも知れません。

これからは、もっと、私を知らない人のためにも、書く文章については、注意をしなければと思った次第です。

しかし、そのお客さまとドリームルームで面会していくと、私の著書「ラーメン、うどん蕎麦店の教科書」の第2版を持ち、内容を麺学校に参加する生徒さんより、シッカリ読み込んでいたのに、再度、驚いたのです。

だから、うどん店を新規に開業する場合は、小さい店より50席程度の店を考えていたのに、感心しました。

最近は、麺学校の生徒さんでも、どちらかと言えば、小さい店を志す人が多いのですが、私の教科書を読み、その意味を良く理解していたのです。

当社の麺学校の場合は、生徒さんの成功を一番に考えていて、生徒さんにとって良いと思われることは、例え、聞きたくないと思っていることでも、必要なことを遠慮なく伝えています。

そのために、途中から怒って退席する生徒さんもいました。

その生徒さんは、うどん学校に参加する前に、すでに地方都市で、建物の2階での物件を手当てしていたのですが、私は2階は可能性がないから止めるように話したところ、気が短い生徒さんは、怒って帰ってしまったのです。

後日談として、結局、その生徒さんはその物件で開業したのですが、1年も経たずに閉店してしまったのです。

私は、自分自身の失敗、生徒さんの失敗、ユーザーの失敗を通じて、たくさんの失敗のデータベースがあるのです。

そのようなデータベースは、麺学校の経営講義の中で、余すところなく披露しています。

一つの参考事例として、理解しておくことにより、人生をかけた新規開業のリスクを少なくすることが出来ると思います。

今年も本社での経営講義が来週の土日、16、17日の両日、本社で開催します。

まだ、ご参加されていない新規開業希望者の方は、取り敢えず、経営講義だけでも参加されると、大きなリスクヘッジになるはずです。

昨年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

「5つの前提と3つの条件」

前記の例、とくに岩佐多聞の成功はニーズに基づくイノイベーション、とくにプロセス・ニーズによるイノベーションが成功するためには、以下の5つの前提があることを教えているのです。

(1)完結したプロセスについてのものであること

(2)欠落した部分や欠陥が1ヶ所だけあること

(3)目標が明確であること

(4)目標達成に必要なものが明確であること

(5)現状より「もっと良い方法があるはず」との認識が浸透していること

つまり受け入れ体制が整っていることなのです。

「ニーズの理解」

しかも、ニーズに基づくイノベーションには3つの条件があるのです。

第1に、何がニーズであるかが明確に理解されていることであり、何となくニーズがあると感じられてだけでは不十分で、それだけでは、目標の達成のために、何が必要なのかを明らかにしようがないのです。

例えば、数学教育に問題があることは、何百年も前から感じられているのですが、数学が簡単にわかる生徒は少なく、恐らく5人に1人もいないだけでなく、残りは一生数学が分からないままであり、確かに集中的に繰り返し勉強させれば、試験で合格点を取れるようにすることは出来、日本では特に、数学に力を入れることによって合格点を取れるようにしているのですが、だからといって、日本の子供たちがとくに数学が分かっている訳ではなく、試験のために勉強するが、その後は忘れてしまうので、10年たって20代も後半になれば、欧米人と同じように合格点は取れなくなるのです。

もちろんいつの時代にも、才能のない生徒でさえ、数学が分かるようにしてしまう天才的な教師がいるのですが、誰も真似ることが出来ず、ニーズは感じられているのですが、だが理解はされていないので、数学を教える上で必要とされるのは、天賦の才か方法論か、或いは心理的、情緒的な問題が絡むのか、それについては誰も知らず、まさにニーズが充分に理解されていないために、解決策も見つかっていないのです。

これは、日本における数学教育だけではなく、英語教育についてもまったく同様であり、ニーズが明確ではなく、もし、シンガポールのように公用語のひとつが英語であれば、ニーズが明確であるので、英語教育も今のような状態ではないはずで、従って、プロセス・ニーズによるイノベーションでは、まず最初に、ニーズが明確であることは欠かせないのです。

「知識の入手可能性」

第2に、イノベーションに必要な知識が手に入ることであるのです。

製紙業界には、現在よりも無駄が少ない経済的なプロセスという明確なニーズが以前からあり、既に1世紀にわたって、多くの優秀な人材がこの問題に取り組み、ニーズが何であるかは明確に理解され、リグニン分子のポリマー化で、これは容易なはずであり、既にほかの分野では行われていて、十分な経験を持つ優れた人たちが、1世紀に及ぶ絶え間ない努力をしてきたにもかかわらず、そのための知識は得られていないので、相変わらず「何か別の方法を試してみよう」と言っているだけなのです。

ライト兄弟が飛行機を発明する前から、人類が空を飛ぶというニーズはあり、知識が不足していたので、実現していなかったのですが、ライト兄弟が初めて、試行錯誤の結果、知識を身につけて人類による飛行を始めて可能にし、一旦知識が出来上がると、それからの飛行機の進歩はたいへんな速度で、世界中に広がったのは、写真とまったく同じであったか、写真よりも早かったのです。

最近では、同じようなものにインターネットがあり、この広がりの速度は、更に早くなっていて、知識の活用によるイノベーションは加速していくと言えるのです。

「使い方との一致」

第3に、問題の解決策が、それを使う者の仕事の方法や価値観に一致していることであるのです。

写真の素人は、初期の写真技術があまりに複雑なため、使いこなせなかったので、彼らは、とにかく簡単に、ある程度の出来栄えの写真が撮れるようになることを望んでいたので、労力や技術を不要にしてくれる、プロセスを受け入れる素地はあり、同じように、眼科の手術医は、優雅で流れるような出血のないプロセスに強い関心を持っていたので、これを可能にしてくれる酵素は、彼らの期待や価値観に一致していたのです。

ところが、明確なニーズに基づくイノベーションでありながら、当事者の仕事のやり方に合わなかったために、なかなか受け入れられない例が実際にあり、すでにかなり前から、弁護士、会計士、技師、医師などの専門家が必要とする情報の量は、それを見つける能力の向上を上回って増大していて、彼らは、専門図書館やハンドブック、或いは情報サービスで情報を探すのにかなり時間をとられるとこぼしているので、当然、優れたデータバンクが成功するはずで、コンピュータのプログラムとデイスプレーが、弁護士は判例、会計士には税制、医師には医薬品や毒物の情報を、直ちに与えることが出来たのですが、今日、それらのデータバンクは、収支に見合うだけの加入者を得るのに苦労しているのです。

例えば弁護士向けの判例検索サービスであるレキシスでさえ、必要な数の加入者を集めるのに、10年以上の年月と膨大な費用がかかったのですが、その理由は、おそらくデータバンクが、問題をあまりに簡単に解決してしまうことにあり、専門家というものは記憶力、即ち必要な情報を記憶し、或いはその情報の取材地を記憶する力を大切にするので、未だに弁護士を志す若者は、「必要な判例は覚えるように。或いはどこにあるかを覚えるように。」と先輩から言われるのです。

従って、データバンクは、いかに仕事に役立ち、時間と費用を削減してくれたとしても、彼ら専門家たちの価値観に反し、ある有名な外科医は、自分の行なった診断をチェックし、治療に必要な情報を与えてくれるサービスをなぜ使わないかと聞かれて、「簡単に探せたのでは、私が要らなくなってしまう」と答えたというのです。

当社が製麺機「真打」を開発した時も同じ様なことが言えて、今から考えれば、嘘のような話ですが、それまでの手打ち職人のプライドが、このような機械でうどんを打つことを認めなかったのです。

ニーズによるイノベーションの機会は、体系的に探すことが出来、電気に関してエジソンが行なったことが、それであり、ヘンリー・ルースはエール大学の学生だった頃に行ない、ウイリアム・コナーが行なったこともそれだったのです。

ニーズに基づくイノベーションは、まさに体系的な探求と分析に適した分野であり、ひとたびニーズを発見したならば、まず、先に述べた5つの前提に照らしてみることが必要であり、しかる後に、3つの条件に合致しているかどうかを調べることが不可欠であり、すなわち、ニーズは明確に理解されていて、必要な知識は現在の科学技術で手に入れられるか、そして得られた解決策は、それを使うはずの人たちの使い方や価値観に一致しているかであるのです。

昨日は、地元のTV局の取材があり、朝から昼まで対応したのですが、11年前に一度、取材されていたので、11年前との変化が良く分かりました。

女性キャスターも同じ方で、懐かしかったのです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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