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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「野心的な目標」

昨日のラーメン学校最終日での作品事例

本日のテーマは「生徒さんのあらゆる希望に応えるラーメン学校」です。

昨日で、東京ラーメン学校の生徒さんたちは1週間の授業をすべて終了し、巣立っていったのですが、卒業証書を渡した後、生徒さんたちのラーメン学校の結果の感想について常に確認しているのです。

われわれ講師陣は、常に生徒さんたちの期待を超える授業を目指していて、今回もある生徒さんは、目指している繁盛店のスープを分けて貰い、持参し、そのスープと同じようなスープが出来ることを希望しての参加でした。

私はスープを少し飲んでみて、化学調味料が効いていて、素材が何であるかが、直ぐに分かったのです。

その生徒さんは、お店での盛付の野菜を指して、それがスープに入っているように思っていたのですが、実際に効いている野菜は生徒さんが思っている野菜とは違っていました。

塩度を測定してみると、非常に高い数値ですが、化学調味料が効いているので、塩度の数値ほどは、塩辛さを感じないのです。

その店のスープを5gほど計量し、透明な計量カップに入れ、白い紙の上に置き、私が考えたレシピでスープを作っていき、まず、色を合わせながら醤油ダレの量を調整していくのです。

色がピタリと合った段階で、醤油ダレは最適量になっているので、次の段階は、塩ダレでの塩度調整で、塩ダレはその店のスープの味に合わせた塩ダレを中心にバランスよく配合してみると、この段階で味はほぼ一致したのですが、私が作った方が、その店のスープよりはるかに美味しくなっていたのです。

科学調味料で作られた味と、自然な素材の美味しさの違いは明確に現れていて、この生徒さんも私の作った方がはるかに美味しいとのことでした。

最終の味の微調整のための香味油については、私が指示をした通りに作ってみると、味の方向性は同じでありながら、科学調味料で作られた味ではなく、自然な味で、はるかに美味しいスープが完成したのです。

私も自信はあったのですが、こんなにまとまった、スキットした味で、サンプルをはるかの超えているスープを簡単に作り上げることが出来たことに、改めてデジタルクッキングの凄さに感心しました。

デジタルクッキングの最も大きな長所は、上記のように科学調味料を一切使用しないで、天然素材だけで、美味しいスープを作ることが出来ることです。

科学的な要素のある料理方法なので、添加剤とか、化学物質を使用するのではないかと思う人もいるかも知れませんが、当社の麺学校のコンセプトは、一切の化学的な物質を使わないことです。

最近はこの様に、目的を持って参加する生徒さんが増え、それぞれの生徒さんの要求は明確であり、他の生徒さんは海老のインパクトのあるラーメンを希望していたのです。

最近は、海老とか、魚介系のインパクトのあるラーメンを希望される方が増えているのですが、魚介系、海老、サンマ、サバ、貝類等は、特徴のある非常に美味しいスープが出来るのですが、材料の処理方法を間違うと魚介特有の生臭いスープになってしまうのです。

魚介で美味しいスープを作るのは、生の魚をそのまま使うとどうしても生臭くなり、美味しいスープが出来ないのです。

野菜も同様で、美味しい野菜スープはこれから需要が見込まれており、野菜の処理の仕方は非常に需要なノウハウの蓄積です。

当社の麺学校は、世界中から生徒さんたちが難解な問題を抱えて参加するので、生徒さんたちの難しいテーマと真剣勝負で向き合っていると、自然にわれわれのノウハウは蓄積され、高度化されていくのです。

本日のイノベーションと起業家精神のテーマである総力戦では、市場のリーダーを目指す戦略ですが、当社の麺学校も初めから市場のリーダーを目指しているので、難しいことにチャレンジを続けているのです。

本年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆野心的な目標

この戦略は、必ずしも大事業になることを目指す必要はないのですが、つねに市場の支配を目指すので、ここで大切なことは、トップになる事は勿論、市場を支配することであり、われわれの身近な、誰でも知っている事例で言えば、市場を支配している事例は、ほとんど皆無に近いのです。

オートバイでは、ホンダが世界でトップですが、それでも大型のオートバイ市場では、ハーレー・ダビッドソンの1人勝ちで、こうしてみると、市場を支配することは、いかにたいへんかと言うことが分かるのと同時に、そのビジネスを始める初期の段階で、市場を支配することを、ビジネスの目的に加えるかどうかは、非常に重要なことであり、これでビジネスの勝敗が決まるのです。

ミネソタ州セントポールの3Mは、おそらく徹底的に検討したうえでの方針として、大事業になるようなイノベーションには取り組まず、保健衛生用品のメーカーであるジョンソン・エンド・ジョンソンも同じであり、両社は、大事業ではなく、中くらいの事業に発展するようなイノベーションを行ってきているのですが、市場の支配は目指しているのです。

以上の様に、十分に規模の大きい大企業であっても、支配出来る市場にしか参入して来ないのは、マネッジメントの基本を忠実に守っていて、この戦略は企業だけのものではなく、社会的機関も使うことができ、ヴィルヘルム・フォン・フンボルトが、1809年にベルリン大学を創設したときにとった戦略がこれで、ナポレオンに負けたあとのプロイセンは、国家として崩壊寸前の状態にあり、すでに政治的、軍事的、財政的には破綻していて、ヒトラー敗北後の1945年頃のドイツと同じだったのですが、彼は、当時最大の大学の3、4倍の規模をもつ、西洋史上最大の大学をつくり、最高の哲学者ゲオルク・W・F・ヘーゲルをはじめ、あらゆる分野にわたって、最高の学者を招き、ナポレオン戦争による名門大学の閉鎖に伴い、一流の学者さえ乞食になりかねない時代に、それまでの報酬の10倍を払ったのも、市場の支配と言うことを前提に戦略を立てれば、当然のことであったのです。

そのおよそ100年後の今世紀初め、近くに大都市はおろか、医学校もないというミネソタ州の片田舎ロチェスターの町で、2人の兄弟の外科医が、新しい、異端的ともいうべき、一流の専門医がチームをつくり、一流の治療を行うという考えのもとに、医療センターをつくり、今日、科学的管理の父とされているフレデリック・W・テーラーは、メイヨー兄弟に会ったことはなかったのですが、彼は、有名な1911年の議会証言において、メイヨー・クリニックの名を、唯一の完全にして、かつ成功している科学的管理の例として挙げ、この無名の2人の外科医もまた、初めからその世界におけるリーダーの地位を目指し、あらゆる分野の一流の専門医、とくに才能のある若手の医師を集め、高額の治療費を払える患者を集めたのです。

そのさらに25年後、マーチ・オブ・ダイムズが、小児麻痺研究のために同じ戦略をとり、1つ1つ知見を積み上げるのではなく、この不可解な病気を一気に克服することを目指し、研究計画の一部を各地の研究機関に委託するという、前例のないオープンな研究所をつくり、この様に、市場の支配とイノベーションは切っても切り離せない条件があることがよく分かり、マーチ・オブ・ダイムズは、政府の研究開発プロジェクト、原子爆弾やレーダー、近接電波信管の開発計画、さらにはその15年後の有人月着陸飛行計画のモデルとなったのです。

これらのすベてが、「総力による攻撃」の戦略を採用し、これらの例は、この戦略には野心的な目標がなければ失敗することを示していて、この戦略は、つねに新しい産業や市場そのものを創造することを目指し、少なくともそれは、メイヨー・クリニックやマーチ・オブ・ダイムズのように、新しいシステムを生み出すことを目指すのです。

デュポンは1920年代の半ばに、化学者カロザーズを迎え入れたとき、新しい化学産業をつくると宣言はしなかったのですが、デュポンの内部文書によれば、当時のトップ・マネジメントが新しい産業を生み出そうとしていたことは明らかであり、彼らはカロザーズの研究が簡単に成功するとは思っていなかったが、成功した暁には、単なる新製品や製品ラインを超えたものをつくり出すつもりでいたのです。

以上の例からも、以下の例からも、枠を大きくし、社会を変えることがイノベーションによる成功と密接に繋がっていて、「未来のオフィス」という言葉をつくったのは、ワング博士ではないのですが、彼はその最初の広告のなかで、新しいオフィス環境やオフィス労働を説いていたのです。

デュポンもラングも初めから、自らがつくり出した産業において、支配的な地位を得ることを目指していたのですが、この戦略の意味するところを最もよく表している例は、むしろ企業ではなく、フンボルトのベルリン大学であり、フンボルトが実際に関心をもっていたのは、大学それ自体ではなく、彼にとって大学は、18世紀の絶対君主制でもなければ、ブルジョアが支配するフランス革命の共和制でもない、新しい政治体制をつくり出すための手段であり、彼が目指したのは、能力によってのみ採用され、昇進する完全に中立的な職業公務員と、同じように完全に中立的な職業軍人が、それぞれきわめて限定された領域において、独立性を維持するというバランスから成り立つ政治体制だったのです。

今日われわれがテクノクラートと名づけるそれらの人たちは、法の支配のもとにおかれ、彼らは、それぞれ限定された領域のなかでは完全に独立した存在として機能し、そのとき、ブルジョアには2つの自由が保証され、1つが精神的、文化的自由であり、1つが経済的自由であり、すでにフンボルトは、この考えを、その著『政府の有効性の限界』において明らかにしていたのです。

1809年当時、君主制がナポレオンに屈したあとのプロイセンでは、フンボルトの考えにとって障害となっていた勢力、皇帝、貴族、軍が無力化していて、彼はその機会をとらえ、自らの政治理念を実現するための核として、ベルリン大学を創設し、事実、ベルリン大学は、19世紀のドイツが「法治国家」と呼んだ独特の政治体制をもたらし、政治と軍の領域では、強大な高級官僚と参謀将校からなる自律的なエリート集団が力をもち、文化の領域では、教育ある人かちからなる同じく自律的なエリート集団が自治的な大学を中心にリベラルな文化を育て、かつ経済の領域では、規制から自由な自律的経済活動が実現されたのです。

そのような体制のもとにプロイセンは、ドイツにおいてまず初めに知的、文化的な面で優位に立ち、間もなく政治的、経済的に優位に立ち、さらには、ヨーロッパ大陸でリーダーシップを握り、やがて大陸の外のイギリスやアメリカからの賞賛を得るにいたり、実に1890年前後まで、プロイセンの君臨するドイツはイギリスとアメリカにとって1つの文化的、知的モデルとなり、これこそまさに、フンボルトが敗北と絶望の時代のなかで構想し、目指したもので、事実彼は、その目指すものをベルリン大学の設立趣意書と憲章のなかで明らかにしていたのです。

国造りの基礎は、教育であり、明治維新をアジアで唯一成功裏に乗り越えることが出来たのは、江戸末期に各地にあった藩校の存在を抜きにして語ることが出来ず、企業も同じく、教育を外して、企業作りは考えることが出来なく、まず、人を選ぶことと、継続した教育、進化し続ける教育は欠かすことが出来ないのです。

画像は、昨日のラーメン学校最終日での作品事例で、今回も泡のキムチ・トンコツラーメンにチャレンジしました。

トンコツラーメンには、泡のスープが良く馴染み、非常に美味しいのです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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