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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(最終)」「その騎士道、イノベーションの原理、体系としてのイノベーション」

昨日訪問した蕎麦店のサンマの蕎麦

先ずは、お知らせで、来週11月10日(火)~12日(木)の3日間、ドリームスタジオ東京で、創業40周年記念イベントがあり、各種セミナー、製麺講習等が行なわれ、今であれば、3日間とも余裕があり、私も2日目から参加します。(http://www.yamatomfg.com/events/detail.php?id=2574&ref=top

本日のテーマは「仕事は楽しむもの」です。

昨日11月3日は文化の日であり、朝から新幹線で名古屋に向かったのですが、実際の私の参加は本日からで、1日間違えていたのが分かったのが、名古屋駅到着直前だったので、そのまま名古屋で1泊余分にすることにしたのです。

ドリームスタジオ名古屋に到着後、エリア担当であるとともに国内営業の責任者の太田部長と相談すると、本日個別相談予定の当社のユーザーさまのお店に訪問して欲しいとの要望があったのです。

この店は、すでに名古屋では有名な蕎麦店で、昨日も1時過ぎに訪問したときには、店内と店外に待ちのお客さまがいて、席に着くまでに1時間近く待ったのです。

店頭に置いてあった店舗の説明によれば、この店の店主は最初は蕎麦店を営むつもりはまったく無かったのですが、大学生の時に蕎麦店を営んでいた父親を事故で亡くして、急きょ、蕎麦店を継ぐようになり、関東の名店での修行から始まったそうです。

本格的な蕎麦屋さんという佇まいで、特に商品力が高く、格式ある蕎麦名店の料理そのもので、価格も比較的に高め設定でした。

一緒に行ったのは、イベントを手伝って貰っている滋賀県の山本蕎麦製粉のご子息で、2人でさまざまなメニューを注文してみたのです。

料理のレベルはプロ中のプロのレベルで、非常に高いレベルであり、多くのお客さまが押し掛けて、長い待ち時間であることが分かるような商品力でした。

料理をオーダーしてから、サイドメニューの卵焼きは、比較的早い時間の15分ほどで、提供されたのですが、蕎麦は約30分後に提供され、時間はかかったのですが、それぞれの商品は素晴らしいレベルであったのです。

待ち時間も入れて、店内でいたのは1時間半で、本日ご主人が個別相談に来られる前準備は十分出来、何が問題であるかは、大体見当が付いたのです。

この様に、私はときどきお客さまの依頼に応じて、或いは依頼がなくても、気になれば、お客さま訪問をしていますが、実際の営業店舗を見れば、本質的なビジネスモデルの課題、商品力の課題、サービスレベルの課題等がよく見えるのです。

同時に、実際の生きている店舗を見ることが、私にとってもさまざまな発見に繋がることが多いので、依頼があってもなくても、気になった店舗には、このように、私からどんどん足を運ぶのです。

これをお客さまのためと思うと、なかなか出来なくても、私自身の学びのためと思うと、時間とお金を厭わずに遠くても興味を持って訪問します。

これも仕事を楽しんでいるから出来ることであって、もし、私が仕事を楽しんでいないと難しいので、仕事を楽しむことは、ビジネスを成功させる上で、欠かせないことであるのです。

今回の名古屋へ来る前に、藤澤常務と太田部長は、兵庫県のユーザーさまである、「千舟屋」さん(http://tabelog.com/hyogo/A2803/A280306/28040453/)、(http://www.at-ml.jp/58936/)へ寄ってきたそうです。

店舗は最近移転したのですが、路地裏でたいへん分かりにくく、こんな場所で大丈夫なのだろうかと思えるような場所であったのですが、お店の外にまで行列が出来、たいへん繁盛していたそうです。

以前は、先代のお母さまが一緒に手伝われていたのですが、娘さんが主になり、更に大きくなった子どもさんが手伝っていて、スタッフ間のコミュニケーションがよく出来ていて、皆楽しそうに働いていたのが、印象的であったそうです。

この店は、そこで働く人も楽しく仕事をすることで幸せにし、お店に来店されるお客さまも楽しい雰囲気で楽しませ、幸せにし、従業員もお客さまも幸せにしている素晴らしいお店なのです。

飲食店にしろ、どんなビジネスにしろ、働いている人が心高まるような楽しさを感じながら働けることは、絶対に欠かせないことであるのです。

私も合計6年間のサラリーマン生活を体験しましたが、仕事は楽しかったし、毎日、会社へ行くのは待ち遠しいくらいで、毎朝3時には起きていたのです。

今でも、楽しかった当時のことを、目の前に広がり、活き活きと覚えています。

しかし、サラリーマン当時も、最初からその仕事が好きであったかと言えば、そうでなく、同期入社の連中も私のように、仕事を楽しんでいた同僚はそんなに多くはなく、熱心に打ち込んだ結果、楽しくなったのです。

もし、私も仕事に熱心に打ち込んでいなければ、あんなに楽しいサラリーマン生活を送ることは出来なかったと思います。

従って、組織のトップとしては、その仕事の果たしている大義、意義がスタッフが理解出来るようにし、社会に貢献している役割の大切さを理解して貰わなければいけないのです。

ビジネスは打ち込めば打ち込むほど、難易度が高くなり、ハードルが高くなるので、余計に面白くなるのです。

本年2月21日から始まった、半年間以上に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びの最終のまとめに取り組んでいきます。

◆その騎士道

上記のように、アイデアによるイノベーションの数は限りなく多いのですが、成功率は極端に低いので、成功率を高めるためには、騎士道のような規律が必要になり、一国の経済が起業家的であるとするならば、アイデアによるイノベーションに、特有の騎士道精神をないがしろにしてはならず、因みに騎士道(精神)とは、ウィキペデイアによれば、騎士道は日本における武士道に相当し、騎士たる者が従うべきとされたものですが、決して現実の騎士の行動が常に騎士道に適っていたわけではなく、むしろ兵器、鎧を独占する荘園領主などの支配層は、しばしば逆の行動、つまり裏切り、貪欲、略奪、強姦、残虐行為などを行うことを常としていたので、彼らの暴力を抑止するため、倫理規範、無私の勇気、優しさ、慈悲の心といったものを「騎士道」という形で生み出したとも言えるのですが、建前であって通常の騎士であれば遵守することは難しく、騎士道に従って行動する騎士は周囲から賞賛され、騎士もそれを栄誉と考えたのです。

騎士が身分として成立し、次第に宮廷文化の影響を受け、洗練された行動規範を持つようになり、騎士として武勲を立てることや、忠節を尽くすことは当然であるが、弱者を保護すること、信仰を守ること、貴婦人への献身などが徳目とされ、特に貴婦人への献身は、多くの騎士道物語にも取上げられ、宮廷的愛(courtly love)とは、騎士が貴婦人を崇拝し、奉仕を行うことであり、相手の貴婦人は主君の妻など既婚者の場合もあり、肉体的な愛ではなく、精神的な結びつきが重要とされ、騎士側の非姦通的崇拝は騎士道的愛ですが、一方、貴婦人側からの導きを求めつつ、崇拝するのが宮廷的至純愛であり、騎士道は西欧の社交術にも影響を与え、例としてレディーファーストが挙げられるのです。

たしかにアイデアによるイノベーションは予測することができず、組織化したり体系化したりすることが困難であり、そのほとんどは失敗し、多くは、事業としてほとんど意味をなさず、缶切りやカツラ立て、ベルトのバックルであったり、皿拭き兼用の足温タオルであったりするのですが、それでも、アイデアによるイノベーションは、その数が膨大であるために、たとえ成功の確率は低くとも、新事業、雇用増、経済活動の大きな源泉となり、アイデアによるイノベーションは、いわばイノベーションと起業家精神の原理と方法の体系における付録であるのですが、それは、高く評価され、報いられなければならず、社会が必要とする資質、すなわち行動力、野心、創意を代表し、アイデアによるイノベーションを促すうえで、社会がなしうることはほとんどなく、理解しえないものを奨励することはできないのですが、少なくとも社会は、そのようなイノベーションを邪魔したり、罰したり、困難にしたりしてはならないのであり、絶対にしてはならないのです。

このように見るとき、たとえば特許費用の値上げなど、アイデアによるイノベーションの意欲を阻害したり、特許そのものを競争阻害的として取得しにくくしようとしている先進国、とくにアメリカの動きは、近視眼的かつ有害といわなければならないのです。

第11章イノベーションの原理

Iイノベーションの原理

医者も長くやっていれば、患者の奇跡的な回復に出会うことがあり、不治の患者が突然治ることがあり、自然に治ることもあれば、信仰によって治ることもあり、奇妙な食餌療法によって治ることもあれば、昼間眠って夜起きることで治ることもあるのですが、このような奇跡をいっさい認めず、単に非科学として片づけることは愚かであり、それらのことは、現実に起こっているのですが、それらの奇跡的な回復を医学書に載せ、医学生相手に講義する医学者はいないのは、それらのことは、再び行うことも、教えることも、学ぶこともできないからであり、しかも、・・それらの療法では、回復する者はわずかであって、圧倒的に多くが死ぬのです。

◆体系としてのイノベーション

これと同じように、本書において述べてきた、7つの機会と関係なく行われるイノベーションがあり、目的意識もなく、組織的、体系的でもなく行われるイノベーションであり、霊感によるイノベーション、天才のひらめきによるイノベーションであるのですが、そのようなイノベーションは、再度行うことはできず、教えることも、学ぶこともできず、天才になる方法を教えることはできず、そのうえ、発明やイノベーションの逸話集がほのめかすほどには、天才のひらめきはあるものではなく、私自身、ひらめきが実を結んだのを見たことがなく、アイデアは、アイデアのまま終わり、歴史上、最も偉大な発明の天才が、レオナルド・ダヴィンチであることはまちがいなく、彼のノートには、潜水艦、ヘリコプター、溶鉱炉など、息を呑むようなアイデアが記されているのですが、1500年当時の技術や機械では、それらは1つとして、イノベーションとして実を結ぶことがなく、当時の社会や経済に受け入れられるはずもなかったのです。

学校では、蒸気機関はジェイムズ・ワットが発明したと教えているのですが、技術史家は、実用的な最初の蒸気機関をつくったのは、1712年のトーマス・ニューコメンだと言い、それはイギリスの炭抗で水をくみ上げるのに使われ、ワットとニューコメンは目的意識をもちつつ、組織的かつ体系的にイノベーションを行ない、とくにワットの蒸気機関は、(シリンダーの製造技術という)新しい知識と、(コンデンサーという)それまで欠落していた設計とが結合して実現されたイノベーションであり、しかも、ニューコメンの(すでに数千台が実用に供されていた)蒸気機関によって、世に受け入れられる素地ができていたのです。

しかし、最初にエンジンを構想し、ひいては今日の近代技術を生み出しだのは、ワットでもニューコメンでもなく、天才的なひらめきによってそれを構想したアイルランド人の偉大な化学者ロバート・ボイルだったのですが、彼のエンジンは動かなかったし、動くはずもなかったのは、ピストンの動力として火薬の爆発を利用していたため、上下運動の都度、分解してシリンダーの煤を拭かなければならなかったのです。

しかし、このボイルのアイデアから出発して、彼の助手たったドゥニ・パパン、ニューコメン、さらにはワットが、実用エンジンの開発に取り組み、天才ボイルが生み出したものはアイデアで、彼の業績は、技術史やイノベーション史ではなく、アイデア史に残されるべきものなのです。

目的意識、分析、体系によるイノベーションだけが、イノベーションの方法として提示され、論ずるに値し、しかも、イノベーションとして成功したもののうち少なくとも90パーセントは、そのようなイノベーションであり、体系を基礎として、かつそれを完全に身につけて、はじめてイノベーションは成功するのです。

イノベーションを起こすことは、何か特別なことではなく、普段の活動の中に組み込んでおかなければならず、イノベーションを起こすのは、特別な人ではなく、誰でも起こすことが出来、新しい知識による技術革新のように目立つイノベーションではなく、むしろ、目立たないイノベーションの方が、われわれのビジネスには大きな影響を及ぼし、大きな成果を上げることが出来るのですが、それには、ドラッカーが体系化した「イノベーション7つの機会」の理解は欠かせず、それを道具として、フルに使いこなすことは必須条件なので、その体系の中核となるべきイノベーションの原理とは何か、イノベーションに必要な「なすべきこと」と「なすべきでないこと」は何か、そして、ドラッカーが必要条件と呼ぶものは何かを以下の章で探求します。

画像は、昨日訪問した蕎麦店のサンマの蕎麦で、本来であればニシンなのですが、ニシンは当たり前ですが、この時期のサンマは季節感があり、非常に美味しく、ビジュアルも良かったです。

この様に、新しい美味しさの提案が常に欠かせないと思います。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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