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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神(まとめ)」「先行者の5つの悪い癖」

うどん学校の生徒さんの作品で、地中海風のうどん

まずは、お知らせです。

来週9月14日(月)から16日(水)の3日間、本社にて、創業40周年記念イベントを開催し、私のセミナーは14日「変化し続けてきた業界の最新情報」、15日「麺業界の5年後を読み解く。女性にウケる店舗とは?」、16日「人材育成・多店舗展開・海外進出するためには」の3本です。

そして、16日には、人気TV番組「カンブリア宮殿」ディレクター江藤様によるセミナー、「カンブリア宮殿10年で出会った経営者たち」と、麺学校卒業生の同窓会が開催されます。

本日のテーマは「社内の老廃物」です。

先日、身体の中に蓄積する老廃物の話をしましたが、社内にも同様に、長くやっていると老廃物が溜まり、昨日は、社内で一気に3つの老廃物が噴出した日でした。

同じ仕事を長くやっていると、マンネリ化して、いつも最高のパーフォーマンスを上げ続けない人がいるのです。

当社は、常に最高のパーフォーマンスを要求していますが、これは要求されている本人にとってはたいへん厳しいことなのです。

往々にして楽な道に走り、部下にも厳しい要求はしないのです。

自分が最高のパーフォーマンスを発揮していないので、出来ないのです。

また、ある程度の管理者になると、お互いに慣れ合いになって、お互い同士がメリットの分け合いをしたりすることがあるのです。

普通であれば、見つからないかも分からないのですが、こんなときに限って、ボロが出てしまうのです。

このような問題が見つかったときは、早く芽を摘むことが大切で、絶対にうやむやにしないことです。

この人は過去、貢献してくれたからこれくらいは勘弁してあげようというようなことをやってしまうと、おかしくなってしまうのです。

それを見ている他の人が同じように育ってしまうのです。 
会社もある程度の組織になると、トップは組織風土作りが大きな仕事になるのです。

曖昧な状態で、許さないことが非常に重要なことであるのです。

当社の場合もスタッフたちに求めている価値感は明確なはずですが、途中からずれていく人が残念ながらいるのです。

そのようなずれる人を見ていると、誰か原因になる人がいて、その人に影響されてずれているのです。

従って、最も肝心なことは影響を及ぼしている張本人を何とかしない限り、なくならないのです。

私の著書である経営講義の教科書「ラーメン・うどん・そばの教科書」の第八章の従業員の採用の部分で、絶対に雇ってはいけない人として、能力は高いが人間性が低い人というのがあります。

企業は、往々にして能力の高い人は便利なので、雇ってしまう場合が多いのです。

或いは、最初の新入社員のころは、素直であったのが、仕事に慣れ、役職が上がるにつれて、人間性のぼろを出す人がいるのです。

最初は分からないのですが、分かった段階では、引いて貰わなければいけないのです。

体内に老廃物が溜まったり、有害物質が溜まると、デトックスをしなければいけないのと同じことなのです。

他のスタッフには出来ない、トップに要求される厳しさです。

本年2月21日から始まった、173日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、最終のまとめに取り組んでいきます。

先行者の5つの悪い癖

新規参入者が起業家的柔道を使い、先行者を負かし急成長し、トップの地位を得ることが出来るのは、下記のように、先行者の悪い癖が5つもあるためなのです。

1.アメリカ英語でいうところのNIH(Not Invented Here-自分たちの発明ではない)という態度、自分たちが考えたもの以外には、ろくなものがないという傲慢さであり、この傲慢さのゆえに、先行者は、かって、アメリカの大手電機メーカーがトランジスタについて行ったように、新しいイノベーションを鼻であしらうのです。

2.最も利益のあがる部分だけを相手にするという、いいとこ取りであり、これは、ゼロックスが行い、その結果、日本のコピー機メーカーに機会を与える結果になったものであり、ゼロックスは、大手ユーザーすなわち大量にコピー機を買ってくれる顧客や、高性能で高価なコピー機を買ってくれる顧客に的を絞っていて、ほかの客を相手にしないわけではなかったが、力を入れなかったので、当然、ほかの客は、サービスに不満をもっていたのです。

正確には、サービスの悪さに不満をもっていて、そのため、ゼロックスの競争相手にとっては参入がしやすくなっていたので、市場のいいとこ取りは、経営学的にも経済学的にも、初歩的な間違いで、それはつねに市場の喪失という罰を受け、ゼロックスは財産(過去の遺産)に安住し、たしかに大きな財産であり、大きな利益があがっていたのですが、いかなる事業といえども、財産に頼りつづけるわけにはいかないので、いいとこ取りは過去の財産への依存であり、しかも1度この性癖を身につけると、それはずっと続き、起業家的柔道の攻撃を受けやすくなっていくのです。

3.さらに大きな弱みとして、価値についての誤解があり、実は、製品やサービスの品質は供給者がつくるものではなく、顧客が引き出し、対価を払うものであり、製品は、メーカーが考えがちなように、生産が難しく、金がかかるから価値があるのではなく、それは単に、メーカーとしての無能を示すだけであり、顧客は自分にとって有用なもの、価値あるものを提供してくれるものに対してのみ対価を払い、それ以外のものは価値ではないのです。

1950年代、アメリカの大手電機メーカーは、真空管を使う自分たちのラジオが、より大きく、より精緻であり、まさに20年におよぶ努力の結晶であるがゆえに価値があるとし、彼らは、トランジスタラジオが未熟練工でも生産できるのに対し、自分たちのラジオは高度の技能を要することをもって、価値があるとしたのですが、消費者からすれば、トランジスタラジオのほうが、軽く、浜辺やピクニックに持って行け、故障することなく、真空管を取り変える必要もなく、安く、音域や音質も優れていたので、明らかに価値があり、肝心なとき、16本の真空管のうち必ず1本は切れてしまう最高級ラジオより品質も、優れていたのです。

4.いいとこ取りや、価値についての誤解に関係のあることとして、創業者利益なる錯覚があるのですが、創業者利益こそ、つねに競争相手に対する招待状なのです。

19世紀初めのフランスのJ・B・セイやイギリスのデヴィッド・リカード以来、すでにおよそ200年にわたって、経済学は、完全独占以外で大きな利益を得る方法は、コストと価格との差しかないと認識してきたのですが、コストと価格との差によって利益を得る試みは、必ず失敗し、それは、競争相手に傘を差しかけてやるだけのことであり、トップの地位を確立している者にとって、今日、大きな利益に見えるものも、数年後には覇権を唱えるに至る新規参入者に対する補助金にほかならないのであり、創業者利益は、株価の上昇をもたらす喜ぶべきものというよりも、自らに対する脅威と見るべきものであり、それは危険な弱みであるのですが、創業者利益なる高利益の幻想は、それがつねに起業家的柔道に門を開くものであるにもかかわらず、今日、あまりに一般化しているのです。

第5に、すでに地位を確立している企業によく見られ、かつ必ず凋落につながることとして、過剰な機能の追求があり、それは、製品やサービスの最適化ではなく、最大化を求めることであり、典型がゼロックスで、市場の成長に伴い、1つの製品やサービスによって、すべてのユーザーを満足させようとすることであるのです。

たとえば、化学反応をテストするための新しい分析機器を開発したとすると、当初、市場は企業の研究所に限られているのですが、やがて、大学の研究所や専門の研究機関、あるいは病院が購入しはじめ、それぞれが少しずつ違うものを要求すると、そこでメーカーは、新しい顧客を満足させるために新しい性能を加え、さらに次の顧客を満足させるために次の性能を加え、こうして単純な機器だったものを複雑きわまるものになり、機器の機能を最大化し、その結果、その機器は、誰も満足させられないものになるのです。

なぜならば、皆を満足させるということは、誰も満足させることができないということだからであり、しかも価格は高くなり、使い方や補修も難しくなるのですが、それにもかかわらず、メーカーのほうは自信満々であり、新聞の全ページ広告では、64種類もの機能を列挙するのですが、そのようなメーカーが起業家的柔道の犠牲となるのは、ほとんど確実であり、まさに強みとするものが仇となるのです。

新規参人者が、1つの市場、たとえば病院用機器を開発すると、病院が必要としない機能、病院が毎日必要とはしない機能は、何1つつけていないのですが、病院が必要とする機能はすべて備えていて、しかも、多目的な機器よりも機能が優れているので、この新規参入者は、次に、研究所用、政府機関用、産業用の機器を開発し、ユーザー別の機器によって、すなわち最大化ではなく最適化をはかることによって、すべての市場をもっていくのです。
 
日本のコピー機メーカーは、特定のユーザー、歯科医、医師、校長室向けなど小さなオフィス用のコピー機を開発して、競争に参入してきて、ゼロックスが誇りとしていた高速性や鮮明度では対抗しようとせず、彼らは、小さなオフィスが必要とするもの、簡単で安いコピー機を導入し、ひとたび市場で地歩を固めるや、次の市場にとって最適の機器を開発し、その市場に参入していき、同じようにソニーも、まず最初に安いポータブルラジオから参入し、そこで地歩を固め、次の市場へと移っていったのです。

起業家的柔道を使う者は、たとえば、シティバンクがファミリェンバンクを設立したとき反撃しなかったドイツの銀行のように、すでに地位を確立したトップ企業が本気で守ろうとしない海岸の一角を確保し、そこで市場と売り上げを手に入れると、次の一角を確保し、やがて島全体を確保し、しかも、つねに同じ戦略をとり、それぞれの市場向けに最適の製品やサービスを設計し、すでにトップの地位にある企業が闘いに勝つことはほとんどなく、彼らは、新規参入者に支配権を奪われるまで、それまでの事業のやり方を変えようとしないのです。

以上より、起業家的柔道戦略は、中小企業で余りリスクを掛けることが出来ない企業に向いた戦略であり、非常に効果が大きいのですが、市場を押さえる戦略なので、あらゆる方向からの深い思考が伴っていないと、危険な戦略でもあるのです。

画像は、うどん学校の生徒さんの作品で、地中海風のうどんです。

当社の麺学校では、当たり前のメニューは教えずに、このような際立った個性のあるメニューの指導を行なっています。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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