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うどん学校・ラーメン学校・そば学校・パスタ学校で開業&成果アップ|「イノベーションと起業家精神」「外部の予期せぬ変化、パソコンと本のスーパー」

本日イベントが行なわれるキッチンの前で、ジェイソンとの一枚
本日7月20日(月)と明日の21日(火)の2日間、シンガポールで「1day ramen school」と「1day udon school」を開催し、2日間とも、私も参加します。
http://www.yamatomfg.com/dl/072015_1dayeventsg01a.pdf

本日のテーマは「シンガポールの強さ」です。

シンガポールはちょうど、建国50周年の記念イベントの最中で、国中が盛り上がっていて、さまざまなイベントが行なわれていて、私が泊まっているホテルでも、ランチとデイナーが50%オフで、シンガポールへ行くのであれば、今はチャンスです。

建国記念日は8月9日で、イベントは9月末くらいまで行なわれています。

建国の父と言われているリー・クワンユーが91歳で亡くなったのが、今年の3月23日で、丁度建国50年を前に亡くなったことになります。

リー・クワンユーが亡くなった時には、国を挙げてリーの死を悼み、今でもシンガポール国民の多くがリー・クワンユーを尊敬し、慕っているのです。

今回、シンガポールへ来るまで、シンガポールの建国は、もっと以前であると思っていて、まだ50年しか経っていない若い国であるとは思っていなかったのです。

もともとは、マレーシアの一部であったのですが、50年前に独立し、奇跡の発展を遂げた陰には、政治家としての、リー・クアンユーの卓越した指導力と戦略があったのです。

現在のマレーシアとか、他の国々を比較すると、いかにシンガポールの政策が的を得た、素晴らしい戦略と政策を伴っていたかが分かります。

リー・クワンユーの取った戦略がすべてにおいて、非常に上手く機能し、世界的に成功した国になったのです。

国民一人当たりのGDPでは既に、世界9位で、アジアでは断トツのトップであり、日本は27位で、日本の1.55倍もあるのです。

私が初めてシンガポールへ来たのは25年前位で、その頃の日本は絶頂期であり、シンガポールは徐々に成功している、清潔な国であったのですが、日本と比較するとまだまだ貧しい国でした。

ところがそれから25年経過し、豊かさにおいて、国力において、国の進化度合において、日本が後れを取るようになるとは、思ってもいませんでした。

今回の当社のイベントをお手伝いしてくれているシンガポール人のジェイソンの話では、シンガポールと近隣の他の国々の一番大きな違いは、国のトップが在任中に金儲けをしたかどうかの話です。

マレーシアの歴代首相はすべて、トップの地位を悪用し、自分或いは親族が利益誘導を図るような会社を通して、莫大な富を築いたのです。

このようなことは、ほとんどすべての国で行なわれている事実であるのですが、シンガポールはそれをしなかったから、これだけ国が栄えたのだということでした。

シンガポールがそのような不正がゼロであったかどうかは分かりませんが、現在の世界で、そのような不正のない国はほとんどないと思われますが、シンガポールの奇跡の発展の陰には、一人の素晴らしい政治家が人生をかけて理想の国造りに一生をささげたのでした。

当社の歴史もすでに40年を経過し、これから50年、60年と歩んでいこうとしていますが、永く繁栄出来るかどうかが、このような大切なことを大切に守っていくDNAを長く残すことが出来るかどうかが大切なのです。

会社も国も組織としては同じようなもので、会社のトップだけが裕福で贅沢な生活を行ない、社員との間に大きなギャップのある会社をたくさん見てきました。

反対に規模が大きくなっても、トップと末端の従業員のさまざまな差が大きくない会社があります。

このような差は、トップのポリシーの差であり、トップの考え方で幾らでも変更することが出来るのです。

トップが他のスタッフを家族のように扱っているか、或いは、単に従業員として扱っているかによって、大きな差が生まれるのです。

リー・クワンユーは第二次世界大戦で、多くの国々が植民地から解放されても、再び、政治家によって、貧しい国から逃れない事実を見てきたはずです。

さまざまな誘惑から逃れて、理想的な国づくりを行なったために、シンガポールのような素晴らしい国が生まれたのです。

現在、シンガポールような国は少しづつ、世界に生まれつつあるのですが、そのような国々で生まれ育った国民は幸せであり、そのような国の良さを理解しているのです。

以前の世界では、自国を離れて他国の国民になることは簡単ではなかったのですが、現在では簡単に住む国を変えることが出来るようになりました。

働く会社を変えることは、もっと簡単に出来るのです。

素晴らしい国、会社を作り、素晴らしい人たちを集めることが、更なる素晴らしい国、会社への発展するために重要なことになります。

その意味において、国も会社もトップの役割は、以前にも増して、たいへん重要なことになっているのです。

本年2月21日から始まった、91日間に及ぶ、「イノベーションと起業家精神」の学びを終え、さらに学びを深めるために、5月26日より7月5日まで41日間の復習を進めてきましたが、さらに理解度を増すため、再再度、チャレンジし、自分自身を大きく変えるのに役立てていきます。

「3.外部の予期せぬ変化」

これまで、予期せぬ成功や失敗は、企業や産業の内部で起こるものとして論じてきましたが、マネッジメントが、今日手にしている外部の事実、すなわち、情報や数字には表れない事象も同じように重要な意味を持ち、それらの事象は、企業や産業内部の事象よりも重要であることが多く、外部の変化がわれわれに新しいイノベーションの種の存在を教えてくれているのです。

「パソコンと、本のスーパー」

次にあげる2つの例は、外部の予期せぬ変化を利用して、イノイベーションの機会とすることに成功した典型的なケースであり、その一つがIBMのパソコン市場への進出に関してで、IBMでは、1970年代に入ってからもしばらく、社内の経営管理者や技術者の間にさまざまな意見の対立が見られたが、唯一、意見が完全に一致していることが一つだけあり、それは、より大きなメモリーと計算能力を持つメイン・フレーム・コンピュータこそ、未来を担うものだということであり、IBMの技術者たちは、それ以外では費用がかかり過ぎ、しかも複雑すぎて能力に限界があると確信していたので、IBMはメインフレーム分野でトップの地位を守ることに、あらゆる資源と努力を集中していたのですが、1975年か76年頃、驚いたことに、10歳そこそこの子供たちが、コンピュータでゲームをするようになり、ときを同じくして、その父親たちが、最も小型のメインフレームと比べてさえ、はるかに性能の劣るパソコンを使い始め、起こりえないとしていたことが実際に起こり、パソコンは、メイン・フレーム・コンピュータに接続した端末機器よりも費用が数倍かかり、能力がはるかに劣っていただけでなく、ほとんど互換性のないさまざまなハードとソフトが作られたため、すべてが混乱状態に陥り、サービスも補修も満足には行なわれていなかったのですが、消費者の方は、一向に困った様子を見せなかったどころか、1979年から84年というわずか5年間で、パソコンの売上は、年間1500億ドルから1600億ドルという、メイン・フレーム・コンピュータが達成するのに30年かかった水準に達し、もちろんIBMとしては、そのような状況を無視してもおかしくなかったのですが、IBMは、メイン・フレーム・コンピュータの市場が70億ドルだったのに対し、パソコン市場が2億ドル以下だった1977年、独自のパソコンを開発すべく、相互に競争し合う2つのプロジェクト・チームを作り、パソコン市場が爆発的に伸び始めた1980年には、独自のパソコンを生産し始め、その3年後の1983年には、早くもメイン・フレーム・コンピュータ市場と同じように、パソコン市場でもトップの地位を占め、同年には、ピーナッツという家庭用パソコンまで発売し、私はIBMの人たちと話をするたびに、「パソコンの普及など起こるはずがなく、無意味であると信じていながら、機会になると考えるようになったのはなぜか」と尋ねると、答えはいつも同じで、「起こるはずもない無意味なことと信じていただけに、ショックだった。当たり前のように信じていたことが、すべてゴミ箱行きになってしまった。そこで、外へ出て、起こるはずのないのに起こってしまったものを調べて、利用することにした。」

もう一つの話は、もっと平凡であり、派手な話しではないが、同じように示唆に富んでいて、全国に無料の公立図書館があったせいもあったのですが、アメリカでは、過去、本が良く売れたことは一度もなく、1950年代初めにテレビが登場し、多くの人たち、しかも特に高校生や大学生など読書年代の若者の多くが、ますます多くの時間を、ブラウン管の前で過ごすようになったとき、誰もが書籍の売上の大幅ダウンを当然のこととし、事実、焦った出版社の多くは、教育産業やコンピュータ・プログラムに多角化して、そのほとんどが失敗したのですが、テレビの登場後、書籍の売上は大幅な伸びを見せ、その伸び率は、所得、読書年代人口、進学率のいずれの伸び率をも数倍上回っていたのですが、なぜそのようなことが起こったかは分からず、それどころか、そのようなことが起こったことさえ気付かず、しかも相変わらず、一般的なアメリカ人家庭にはほとんど本がなく、同様に、1人当たりの書籍購入額が世界一であって、アメリカの2倍に達していた日本でも、同じことが起こっていたのです。

それらの本は、いったい、どこへ行ったのかという問いに答えられないとしても、書籍の売上が伸びているという事実は変わりなく、もちろん出版社や書店は、書籍の売上が伸びていることに気づいていたが、何もしなかったのですが、この予期せぬ変化をイノベーションの機会として捉えたのが、実はミネアポリスやロサンゼルスの百貨店やスーパーで、彼らは本を扱ったことはなかったが、小売については知っていたので、そこで彼らは、それまでのものとは違う新しい書店チェーンを展開していき、それらの新しい書店は、本のスーパー・マーケットで本を文献としてではなく、大衆消費財として扱い、棚面積当たりの売上が大きなものを中心に扱い、店自体も、それまでの常識だった大学近くの土地の安いところではなく、人通りの多い繁華街に開き、それまでは、書店主と言えば文学好きの人たちであり、店員には本好きが採用されていたのですが、新しい書店チェーンの店長は、化粧品を売っていた様な人たちで、彼らの間では、本の定価以外のところに目を通したがる者は店員として失格だというのが冗談混じりの定説になり、登場して10年後には、それらの書店チェーンは、アメリカ小売業全体の中で、最も急速に成長し、成功していて、あらゆる成長産業の中でも最も成長が早かったのです。

以上のように、イノベーションは技術革新だけではなく、われわれの身の回りで、想像もしていなかったような新しい社会のシステムを出現させ続け、日本では、私の小さいころはどこの街にも、魚屋、米屋、酒屋、八百屋、豆腐屋等々、単一ビジネスを営む店舗が点在して、それぞれの適正な規模で繁盛していたのですが、そのような店のほとんどは淘汰されてしまい、生き残ることは出来ず、モータリゼーションの始まりと共に、最初にスーパー・マーケットが出現し、ダイエーが話題になり、スーパー・マーケット・チェーンが全国展開を始めたのもこの頃で、その後、コンビニエンスが出現し、日本のコンビニエンスは世界最強と言われるようになり、社会のシステムを変えてしまったのです。

その後、ファッションの専門チェーン、電機の専門店チェーンが全国展開し、DIY、ドラッグ・ストアとさまざまな大型専門店が、続々と日本列島をカバーし、外部環境の変化に適応した店舗だけが生き残り、適応することが出来なかった店舗は淘汰されている歴史を、戦後70年の間、われわれは見続け、外部環境の変化に適応し、イノベーションを起こした店舗だけが生き残ることが出来、更に次のイノベーションが起き、エンドレスに変わり続けているので、外部環境の予期せぬ変化を捉え続け、それに対応し続けることは、生き残る上では欠かせないことなのです。

以上は、流通のジャンルですが、飲食のジャンルでも、同じような外部環境の変化が続いていて、最近の日本での傾向としては、飲酒規制の影響により地方では、飲食店におけるアルコール摂取が減少して、ノン・アルコール・ビールの伸びが大きく、洋酒メーカーであるサントリー等でも、販売におけるアルコール比率が大きく落ち込み、アルコールの入っていない飲料の割合が大きくなり、まだ日本では、それほど行き届いていないのですが、欧米では健康志向が高まり、無化調、無添加、グルテン・フリーの麺、パン類が増えていて、外部環境の変化は、外へ出て、少し注意してみれば、幾らでも見えるのです。

あれだけ、パソコンを否定していたIBMの人たちもパソコンの推移を注意深く見ていたので、スムーズに対応が出来、従って、われわれは常にわれわれの業界で起きていること、近い部分、とくに将来大きな影響を及ぼすかも分からない分野については、絶対に目を離してはいけないのであり、当社もグルテン・フリーとか、当社のビジネスに将来影響を及ぼすかも知れない分野には、常に注意を払い、業界の進む方向を見続けていくことが欠かせず、これからは、国内だけではなく、海外の動きも非常に重要になってきます。

画像は、本日イベントが行なわれるキッチンの前で、ジェイソンと一緒の画像です。

ジェイソンと知り合ったのは、8年前にジェイソンが当社のラーメン学校に来たのがきっかけで、それから親密に付き合っていて、現在、ジェイソンはシンガポールでラーメン店を経営しながら、当社のシンガポールでの代理店をしてくれているのです。

彼の優しい、親切な人柄は、シンガポールそのものです。

今日も最高のパワーで、スーパー・ポジテイブなロッキーです。

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